
OpenAI API キーを取得する
要約 — このレッスンの要点
- OpenAI Platform(platform.openai.com) で API キーを発行する。ChatGPT のアカウントと同じメールで利用できる(請求は別管理)。
- API 料金は トークン従量制(USD 税別)。料金はモデル・入力/出力トークン数に応じて異なる。最新料金はopenai.com/api/pricingで確認。
- 使用量は Usage Tier 制。請求実績に応じて自動的に上位ティアへ移行し、レート制限が緩和される。
- キーは
OPENAI_API_KEY環境変数に設定するのが標準。ソースコードに直書きしない。 - Project / Organization 単位でキーをユースケース別に分割管理できる。チーム利用時は必ず活用する。
目次 (7)
OpenAI Platform アカウントの準備
OpenAI API を使うには platform.openai.com の OpenAI Platform アカウントが必要です。 ChatGPT のアカウントと同じメールアドレスでログインできますが、 請求(Billing)は API 用に別途設定する必要があります。
Platform では API キーの管理・使用量モニタリング・Project / Organization 分割・ Playground(ブラウザ上で API を試せる実験環境)などを利用できます (OpenAI API Quickstart 参照)。
API キーの発行手順
- platform.openai.com にサインイン。
- 左メニュー「API keys」(または
/api-keys)を開く。 - 「Create new secret key」ボタンを押し、用途を識別できる名前と所属する Project を指定。
- 表示されるキー文字列(
sk-...)をコピーして安全な場所に保存。
キーは発行直後にのみ全文表示されます。以降は再表示できないため、 直後に必ずコピーしてください。
環境変数への設定
公式 SDK はデフォルトで OPENAI_API_KEY 環境変数を読み込みます。
ソースコードにキーを直書きしてしまうとバージョン管理システムに漏洩するリスクがあるため、
必ず環境変数か秘密管理ツールを使います。
# macOS / Linux — ターミナルに一時設定する場合
export OPENAI_API_KEY="sk-..."
# .env ファイルを使う場合(python-dotenv 等と組み合わせる)
OPENAI_API_KEY=sk-...
課金の仕組みと料金
API 料金はトークン従量制です(USD 税別)。 入力トークン・出力トークン・推論トークン(o 系)それぞれに対して課金され、 モデルによって単価が異なります。 Prompt Caching を使うとキャッシュ読み出し時は通常より割安なコストで処理できます(5-5 で詳述)。
最新料金は必ず公式サイトで確認してください (openai.com/api/pricing — USD 税別)。
請求設定は Platform の Settings → Billing から行います。 クレジットカードの登録、または Prepaid credits(前払いクレジット)による上限管理が可能です。
Usage Tier とレート制限
API の利用量と請求額が積み上がると、自動的に上位 Usage Tier へ移行し、 1 分あたりのリクエスト数(RPM)・トークン数(TPM)の上限が緩和されます。 現在の Tier と制限は Platform の Settings → Limits で確認できます (OpenAI: Usage Tiers 参照)。
Project / Organization でキーを分割管理
OpenAI Platform は Organization → Project の階層でキーとリソースを分割管理できます。 プロジェクト・チーム・環境(開発/本番)ごとに API キーを分けて管理することで、 誤ったキーの使い回しや意図しないコスト集計を防げます。 本番環境では必ず専用 Project を作成することを推奨します。
詳細記事
API キー取得後のセットアップ・最初のコード例は 「Codex / OpenAI 関連記事一覧」 で順次解説していきます。