Codexダウンロード方法|CLI・アプリの違いと導入手順

Codexダウンロード方法|CLI・アプリの違いと導入手順

Codexを使い始めたいのに、検索結果にはChatGPTデスクトップ版、Codex CLI、npm、GitHub Releasesが並び、どこから入手すればよいか迷いがちです。しかも2026年8月は、従来のCodexアプリが新しいChatGPTデスクトップ版へ移る案内が出ています。本記事では、公式ダウンロード先を端末別に分け、選ぶ基準、版の確認、起動後の最初の設定までを順に整理します。

結論powered by Claude

Codexのダウンロード先は一つではありません。新しく始める人はChatGPTデスクトップ版を入れてCodex画面を開き、すでにCodexアプリを使っている人は表示される更新案内を確認するのが分かりやすい方法です。OpenAIの案内では、現在のデスクトップ版はChatGPT、Work、Codexを一つのアプリから選べます。

ターミナルでコードを扱いたい場合はCodex CLIを選びます。Windowsは公式PowerShellインストーラー、macOSとLinuxは公式シェルインストーラーが入口です。npmやHomebrew、公式リリースの配布ファイルもありますが、最初は一つの配布方法に絞り、インストール後に`codex --version`で確認すると混乱しません。

いまダウンロード先を確認する価値があるのは、2026年8月7日にCodex CLIの安定版0.147.0が公開され、8月13日にはGPT-5.6 Solの高速処理プレビューも発表されたためです。クライアントの版とモデルの提供状況は別物なので、配布元は公式ページに固定し、使っている版番号を記録してから性能や料金を比べましょう。

目次 (36)

Codexダウンロード先を先に結論

Codexをダウンロードする前に、まず「画面で使うのか、ターミナルで使うのか」を決めます。画面中心でプロジェクトを選び、複数の作業を切り替えながら使いたいならChatGPTデスクトップ版が入口です。コードのあるフォルダーでコマンドを実行し、ファイルの確認や修正をターミナルから進めたいならCodex CLIが向いています。どちらもOpenAIのCodexですが、ダウンロードするものは別です。

公式のデスクトップ版はChatGPTのダウンロードページから入手できます。現在のページは「ChatGPT for desktop」と案内しつつ、デスクトップ版にCodexが含まれること、既存のCodexアプリ利用者は更新してCodexを開けることを説明しています。CLIはOpenAIのCodex CLI案内と、公式リポジトリのREADMEを基準にします。

目的 選ぶもの 主な入手先 最初に確認すること
画面でCodexを使う ChatGPTデスクトップ版 ChatGPTダウンロード OSとログイン後にCodex画面が見えるか
Windowsでターミナルを使う Codex CLI 公式READMEのPowerShell手順 codex --versionの結果
macOS/Linuxでターミナルを使う Codex CLI 公式インストーラー CPU種類とPATH
版を固定して試す 公式リリース配布ファイル Codex Releases 安定版タグと配布ファイル名

「Codex」という名前だけで検索すると、古い説明や非公式な再配布先も混ざります。ダウンロードボタンを押す前に、ドメインがopenai.comchatgpt.com、またはOpenAIが管理するgithub.com/openai/codexになっているかを確認しましょう。アプリとCLIを両方試す場合も、最初にそれぞれの役割を分けて理解しておくと、同じコマンドが別の場所から起動する問題を避けやすくなります。

公式ダウンロード先を使い分ける

デスクトップ版は、Codexを使うための画面とプロジェクト一覧をまとめて扱う入口です。CLIは、現在いるフォルダーを基準に作業を始める入口です。公式リリースは、配布元を確認しながら特定の版を手元へ置きたいときの選択肢になります。初心者が最初から複数の方法を重ねると、更新したのに古い版が起動することがあるため、まずデスクトップ版かCLIのどちらか一つを選びます。

OpenAIの公式説明では、Codex CLIはローカルのコンピューターで動くコーディングエージェントで、リポジトリのファイルを読み、変更を作り、利用者の環境にある確認手段を使えます。一方、デスクトップ版では画面上でプロジェクトと会話を選び、差分を確認してからエディターへ渡す流れを作りやすい設計です。どちらが優れているかではなく、普段コードを見る場所に合わせて選ぶのが基本です。

なぜ今Codexのダウンロード先を見直すのか

2026年8月16日に確認したOpenAIのヘルプでは、従来のCodexアプリと以前のChatGPTデスクトップ版から、新しいChatGPTデスクトップ版へ移る案内が掲載されています。新しいアプリではChatGPTの画面からWorkとCodexを選べ、macOSとWindowsの両方に対応すると説明されています。以前のCodexアプリを使っている場合は、通常の更新後に新しいChatGPTデスクトップ版として開き、既存のCodexの会話やプロジェクトは残る見込みです(出典: OpenAI「新しいChatGPTデスクトップ版への移行」)。

さらに8月13日、OpenAIはGPT-5.6 Solを最大14倍の速度で処理するUltrafastモードの限定プレビューを発表しました。これは最初にAPI向けとして提供される新しい処理枠で、すべてのCodex利用者がデスクトップ版を入れ直せば使えるという発表ではありません(出典: OpenAI「Previewing Ultrafast mode」)。この区別を押さえておくと、ダウンロードするアプリの版、選択できるモデル、契約中の利用枠を一つの数字で判断せずに済みます。

ダウンロード情報が更新される時期は、検索結果だけでなく公式の現在ページを確かめる好機でもあります。以前のブログ記事に書かれた名称が、現在のダウンロードボタンと一致しない場合があります。記事の日付と公式ページの状態を切り分け、今の端末に入れるものを決めることが、余計な再インストールを減らす近道です。

CodexアプリからChatGPTデスクトップ版へ移る背景

OpenAIの移行案内では、Codexアプリを更新すると新しいChatGPTデスクトップ版になり、既存ユーザーはCodexを初期画面として開くこともできると説明されています。つまり、検索で「Codexアプリのダウンロード」を探しても、現在はChatGPTのダウンロードページへ案内される可能性があります。これは名前が変わっただけと決めつけず、会話やプロジェクトの引き継ぎ、アプリ内でCodexを選ぶ場所まで確認してから更新するのが安全です。

新規ユーザーは、古いインストーラーを探すよりChatGPTデスクトップ版の公式ページを開き、使用中のOSに合うボタンを選びます。ページ上でCodexが独立した入口として表示されるか、ログイン後に左上の切り替えから選べるかを確認します。デスクトップ版を入れたことと、Codexの利用資格が有効であることは別の条件なので、ダウンロードが済んだ時点で利用枠まで確定したとは考えません。

GPT-5.6 Solの速度プレビューとダウンロードの関係

GPT-5.6 SolのUltrafastモードは、OpenAIの発表では最大750出力トークン毎秒を目指す限定プレビューとして説明されています。速度を重視する開発作業に関係するニュースですが、ダウンロード先を決めるときに「Ultrafast対応版」という名前のファイルを探す必要はありません。まず公式のデスクトップ版またはCLIを入れ、利用できるモデルや処理枠はログイン後の画面と公式案内で確認します。

クライアントの更新は、モデルの新しい提供経路を受け取るための準備にはなりますが、特定のモデルを利用できる権利を追加するものではありません。モデル選択欄に表示されないときは、ファイルを別サイトから探すのではなく、アプリの版、アカウントのプラン、対象地域、公式の提供状況を順に確認します。こうした切り分けが、ニュースを見た直後の誤った再インストールを防ぎます。

ChatGPTデスクトップ版をダウンロードする手順

デスクトップ版を使う場合は、まず公式ページからアプリを取得し、インストール後にCodex画面を選びます。現在の案内では、Codexはデスクトップ版の中にある独立した表示として扱われています。ダウンロードページの名称がChatGPTになっていても、Codexがなくなったという意味ではありません。アプリの役割と画面の名前を分けて考え、ログイン後の表示を確認してください。

Step 1: 公式ダウンロードページを開く

ブラウザーでchatgpt.com/downloadを直接開きます。検索広告やまとめサイトのボタンではなく、アドレス欄のドメインを自分で確認するのが出発点です。OpenAIのヘルプにも、初めてインストールする人は使用中のOS向けのChatGPTデスクトップ版をダウンロードし、起動してサインインするよう案内があります(出典: OpenAI Help Center「Moving to the new ChatGPT desktop app」)。

ページを開いたら、WindowsかmacOSかを端末に合わせて選びます。会社のパソコンなどでアプリの追加が制限されている場合は、ダウンロードを繰り返す前に端末の管理方針を確認します。ファイルの保存先は分かる場所にしておき、ダウンロード完了後にファイル名と提供元を確認してから次へ進みます。

Step 2: OSを選びインストーラーを開く

Windowsではダウンロードしたインストーラーを開き、表示された確認を読んでインストールします。macOSでは取得したアプリをアプリケーションフォルダーへ移してから起動します。OSが警告を表示した場合は、警告を無視するために別の配布ファイルを探すのではなく、公式ページからもう一度取得したファイルか、同じファイルの提供元を確認してください。アプリの初回起動には少し時間がかかる場合があります。

新しいChatGPTデスクトップ版とChatGPT Classicが同時に残ることもあります。OpenAIの案内では、以前のアプリが残っていても、すぐに削除する必要はないと説明されています。どちらを起動しているか分からなくなったら、ウィンドウの名称、Codexの入口が表示されるか、更新を求められていないかを確認してから古い方を整理します。

Step 3: ログイン後にCodex画面を選ぶ

アプリを開いたら、Codexを利用するChatGPTアカウントでサインインします。現在のデスクトップ版では、左上の切り替えからChatGPTとCodexを選ぶ案内があります。Codexが表示されない場合は、アプリのダウンロードが失敗したと決めつけず、サインインしたアカウント、利用中のプラン、アプリの版を確認します。公式の利用条件は変わる可能性があるため、画面の表示とOpenAIのCodex案内を照合します。

Codex画面を開いた後は、いきなり大きなプロジェクトを渡さず、対象フォルダーが正しいか、表示されるモデル名と利用枠が何かを確認します。ローカルのファイルを扱う作業では、別のフォルダーを選んでいないかが結果に直結します。まず読み取り中心の小さな依頼で画面とプロジェクトの対応を確かめると、ダウンロード後の切り分けが簡単になります。

Step 4: 以前のCodexアプリを使っている場合

すでにCodexアプリを使っている人は、別の古いインストーラーを探すより、アプリ内の更新案内を確認します。OpenAIの移行ページは、Codexアプリを通常どおり更新すると新しいChatGPTデスクトップ版になり、既存のCodexの会話とプロジェクトは残る見込みだと説明しています。ただし、重要な作業の前には会話の履歴やプロジェクト名が表示されることを確認し、以前と同じアカウントでサインインします。

更新後にChatGPTとCodexの両方が表示されるのは異常とは限りません。新しいアプリの中にCodexがある状態と、旧アプリが別に残っている状態を区別し、ショートカットの名前だけで判断しないことが大切です。迷ったら公式の移行案内を開き、現在使っているアプリがどの段階にあるかを確かめます。

Codex CLIをダウンロードする方法

Codex CLIは、プロジェクトのフォルダーでcodexを起動し、コードの調査や修正をターミナルで進めるためのプログラムです。OpenAIの公式READMEは、Windows用PowerShellインストーラー、macOS/Linux用シェルインストーラー、npm、Homebrew、GitHub Releasesからの配布ファイルを案内しています(出典: openai/codex README)。最初に選ぶなら、自分のOSに合う公式インストーラーを一つ使うのが分かりやすい方法です。

インストール方法を混ぜると、npm版を更新したのに別の場所に置いた実行ファイルが起動することがあります。これはダウンロードの失敗ではなく、同じ名前のCLIが複数の場所にある状態です。インストール前に既存のcodexの有無を調べ、導入後に版番号と実行場所を確認すれば、問題の多くを早い段階で見つけられます。

Step 1: WindowsでPowerShell版を使う

現在の公式READMEは、Windowsで次のPowerShellコマンドを実行してCodex CLIを入れる方法を案内しています。PowerShellを開いてから貼り付け、取得元がchatgpt.comであることを確認してください。会社の端末でスクリプトの実行が制限されている場合は、管理者の案内に従うか、公式リリースの配布ファイルを検討します。

powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://chatgpt.com/codex/install.ps1 | iex"

インストール後は、新しく開いたPowerShellで次を実行します。

codex --version
codex

初回起動ではChatGPTでサインインする選択肢が表示されます。ブラウザーでのサインインが完了しても、PowerShellに戻ってcodex --versionが通るかを確認します。codexが見つからない場合は、端末を開き直してPATHの反映を待ち、それでも直らなければ実行場所を調べます。

Step 2: macOS/Linuxで公式インストーラーを使う

macOSまたはLinuxでは、公式CLI案内とREADMEが次のシェルコマンドを示しています。ターミナルで実行する前に、公式ページのURLを確認し、取得したスクリプトの内容や組織の方針に不安があれば、そのまま実行せず管理者に相談します。

curl -fsSL https://chatgpt.com/codex/install.sh | sh

導入後は、ターミナルを開き直してcodex --versionを実行します。macOSではApple SiliconとIntelで配布ファイルの種類が異なるため、インストーラーを使わずリリースファイルを選ぶ場合はCPUの種類を先に確認します。LinuxではディストリビューションとCPUに合うファイルを選び、展開後の実行権限とPATHを確認してください。

Step 3: npmやHomebrewを選ぶ場合

npmを普段から使っている人は、公式READMEにある次の方法も選べます。Homebrewを使うmacOS利用者には、公式READMEがCaskの方法を案内しています。どちらも非公式なパッケージ名を検索して選ぶのではなく、パッケージ名が@openai/codexであること、またはHomebrewの公式案内と一致することを確認します。

npm install -g @openai/codex
brew install --cask codex

npmやHomebrewを使うと、普段の更新方法に揃えやすい反面、過去に別の方法で入れたCodexが残っていると版の見分けが難しくなります。導入後はwhich codexまたはGet-Command codexに相当する方法で実行場所を確認し、意図した配布経路のファイルが使われているかを見ます。

Step 4: 起動してサインインする

CLIのダウンロードが済んだら、開発対象のフォルダーへ移動してcodexを起動します。OpenAIのCLI案内は、最初にCodexを実行し、ChatGPTでサインインするか、表示された別の方法を選ぶ流れを示しています。サインイン前に複数のアカウントを切り替えると、利用枠や表示されるモデルが変わることがあるため、まず使うアカウントを決めます。

初回の確認では、次のような小さな依頼から始めます。

このプロジェクトの構成を説明してください。ファイルは変更しないでください。

この依頼で対象フォルダーが合っているか、Codexがファイルを読めるか、返答に表示される版とモデルが何かを確認できます。最初から広い変更を依頼するより、ダウンロード・サインイン・プロジェクト選択が正しくつながっているかを順に確認する方が、問題が起きたときに原因を追いやすくなります。

0.147.0の確認と配布版の選び方

2026年8月16日に公式GitHubのリリース情報を確認したところ、Codex CLIの安定版タグはrust-v0.147.0で、公開日は2026年8月7日でした。記事やSNSに書かれた版番号ではなく、公式の0.147.0リリースページリリース一覧を基準にします。配布一覧には試験版も並ぶため、安定版を選ぶときはalphaなどの表記がないタグかどうかを確認します。

リリースページには、OSやCPUごとの配布ファイルが複数表示されます。Windows x64、Windows ARM64、macOS Apple Silicon、macOS Intel、Linux x64など、端末に合わないファイルを選ぶと起動できません。自分の端末が分からないまま「一番上のファイル」を選ばず、公式インストーラーが検出する方法を優先するか、リリースのファイル名とCPU種類を照合します。

版番号と安定版タグを確認する

CLIの画面で実際に使っている版は、インストール後にcodex --versionを実行して確認します。公式リリースのタグが0.147.0でも、手元のコマンドが0.146系なら、古い配布経路がPATHの先に残っています。逆に、試験版を選んだ場合はタグ名にその表示が含まれます。版番号、インストール方法、実行場所の三つを同じメモに残すと、後で差分を比べられます。

デスクトップ版にはCLIと別のアプリ版番号があります。デスクトップ版を更新したからCLIも同じ番号になる、またはCLIを更新したからデスクトップ版も更新済みになるとは限りません。画面で使うアプリとターミナルで使うCLIは、同じCodexでも更新単位を分けて考えます。公式のCodex CLI案内でも、CLIの起動と版表示は独立した確認項目です。

WindowsのCPU種類を確かめる

Windowsの公式インストーラーは、x64とARM64を判定して対応する配布物を選ぶ設計です。手動でリリースファイルを選ぶ場合は、設定画面のシステム情報でプロセッサを確認し、ファイル名のx86_64またはaarch64と照合します。64ビット版Windowsが必要な場合もあるため、古い端末で動かないときはファイルを変える前にOSの条件を見直してください。

Windows 11でLinux環境を使う人は、公式ドキュメントの説明がWindowsネイティブのPowerShell手順とWSL2の手順で分かれる場合があります。普段PowerShellで開発しているならWindows用インストーラー、Linuxツールチェーンを使うならWSL2内の手順というように、作業場所に合わせて選びます。Windows側とWSL側へ同時に入れた場合は、どちらのターミナルでcodexを実行しているかを毎回確認します。

WindowsのCodexダウンロードで迷ったとき

Windowsでは、デスクトップ版のCodexと、PowerShellから起動するCodex CLIを別々に考えると判断しやすくなります。デスクトップ版はプロジェクトを画面で選びたい人向け、CLIは現在のフォルダーとターミナルを中心に作業したい人向けです。両方を入れること自体が問題なのではなく、どの場面でどちらを使うかを決めずにショートカットやコマンドだけを増やすことが混乱の原因になります。

OpenAIのCodex for work案内でも、CodexはmacOSとWindowsで利用できると案内されています。ただし、デスクトップ版のダウンロード先とCLIのダウンロード先は同じページではありません。Windowsの利用者は、画面で使うならChatGPTのダウンロードページ、ターミナルで使うなら公式READMEのPowerShell手順に進みます。

デスクトップ版とCLIを同時に入れるべきか

画面で会話やプロジェクトを管理したい人と、ターミナルで既存の開発道具を使いたい人では、必要な入口が違います。まず片方だけを入れて、サインイン、版番号、対象フォルダーの確認まで終えます。その後、もう片方を追加する場合は、アプリ版番号とCLI版番号を別の項目として記録します。これにより、どちらの更新で表示が変わったのかを切り分けられます。

デスクトップ版からCodexを開きたいのに、ChatGPTの画面だけが出る場合は、左上の製品切り替えを確認します。CLIが起動しない場合は、PowerShellでGet-Command codexを実行し、見つかった場所が今回選んだインストール方法と一致するかを見ます。画面の問題とコマンドの問題を同じものとして扱わないことがポイントです。

Windows 11とWSL2の使い分け

公式リポジトリのインストール文書には、Windows 11ではWSL2を使う構成が記載されることがあります。一方、現在のREADMEにはWindows用PowerShellインストーラーも案内されています。どちらか一方が常に正しいのではなく、ネイティブのWindowsフォルダーで作業するか、Linux環境内のフォルダーで作業するかで選択が変わります。

Windows側に入れたCLIをWSL2側で実行できるとは限らず、反対も同じです。リポジトリがC:ドライブ側にあるのか、WSLのホーム側にあるのかを確かめ、使うターミナルとインストール先を揃えます。環境をまたいで設定ファイルをコピーするより、まず一つの環境で正常起動を確認した方が、ダウンロード後の問題を小さく保てます。

codexが見つからないときの確認順

codexが認識されないときは、次の順番で確認します。

  1. 新しくPowerShellまたはターミナルを開き直す。
  2. codex --versionをもう一度実行する。
  3. WindowsではGet-Command codex、macOS/Linuxではwhich codexで実行場所を見る。
  4. 公式インストーラーを使ったのか、npmやHomebrewを使ったのかを確認する。
  5. 公式READMEとインストールスクリプトの案内に戻る。

この順番なら、単なるPATH反映の遅れと、別の版が残っている問題を分けられます。いきなり複数の配布ファイルを上書きしたり、非公式の実行ファイルを追加したりすると、どの版が動いているか分からなくなるため避けます。

npm版とスタンドアロン版の重複を避ける

公式READMEはnpm、Homebrew、スタンドアロンのインストーラー、GitHub Releasesを複数の選択肢として示しています。複数の方法を同時に使うと、インストール自体は成功していても、PATHの順番によって古い版が起動することがあります。WindowsならGet-Command codex -All、macOS/Linuxならwhich -a codexを使い、同じ名前の実行ファイルが複数ないかを確認します。

重複を見つけたら、すぐにファイルを手で削除せず、どの配布方法を残すか決めてから、その方法の公式アンインストール手順を使います。仕事用の端末では、削除や再インストールに管理者の承認が必要なこともあります。ダウンロード先を一つに決めておくことが、更新時のトラブルを減らす最も簡単な対策です。

macOS/Linuxで失敗しない配布ファイルの選択

macOSとLinuxでリリースページから直接ファイルを選ぶ場合は、OS名だけでなくCPUの種類も見ます。公式READMEでは、macOS Apple Silicon向けにaarch64-apple-darwin、Intel Mac向けにx86_64-apple-darwin、Linux x64向けにx86_64-unknown-linux-musl、Linux ARM64向けにaarch64-unknown-linux-muslという名前の例を示しています(出典: openai/codex READMEのインストール案内)。手動で選ぶときは、この対応を端末情報と照合します。

Apple SiliconのMacでIntel向けファイルを選ぶと、互換機能を介して動く場合があっても、最初から適切なarm64版を選ぶ方が分かりやすくなります。Linuxではディストリビューションの種類だけでなく、x86_64かARM64か、必要なライブラリがそろっているかを確認します。分からない場合は、リリースファイルを直接選ぶより公式インストーラーに任せる方法が安全です。

Apple SiliconとIntelを見分ける

macOSでは「このMacについて」やシステム情報でプロセッサを確認します。Apple Siliconならarm64、Intelならx86_64が目印です。ターミナルから確認する場合はuname -mを使い、表示された値をリリースページのファイル名と比べます。CPUが合っていても、アプリ版とCLI版を取り違えないよう、ダウンロードするページの説明も一緒に確認してください。

手動ダウンロードでは、展開後の実行ファイル名や保存場所にも注意します。公式READMEは、配布アーカイブの中に対象プラットフォーム名を含む実行ファイルが入る場合があると説明しています。展開して終わりではなく、実行権限を確認し、PATHの通った場所からcodex --versionが実行できる状態までを導入完了と考えます。

公式リリースのハッシュを確認する

公式リリースから配布ファイルを直接取得する場合は、ファイル名、タグ、掲載されたチェックサムを同じ画面で照合します。ダウンロード途中でファイル名が変わっていないか、リリースページの提供元がopenai/codexであるかを確認し、取得したファイルのハッシュを計算します。これは難しい設定を増やすためではなく、配布物が意図したものかを確かめる基本的な確認です。

macOS/Linuxでは、たとえば次のようにSHA-256を表示できます。表示された値をリリースページのチェックサムと比較し、一致しない場合は実行せず、ファイルを再取得します。

shasum -a 256 codex-package.tar.gz

WindowsではPowerShellのGet-FileHashを使えます。ファイル名は実際に取得した配布ファイルへ置き換えます。

Get-FileHash .\codex-package.tar.gz -Algorithm SHA256

ダウンロード後に最初に確認すること

導入が終わったら、アプリが開くか、CLIが正しい版を返すか、対象プロジェクトを選べるかの三点を確認します。ここで重要なのは、インストーラーが完了した表示だけで成功と判断しないことです。実際に起動してから、アカウント、版、作業場所がそろっているかを確認すると、後の作業で起きる問題を早く切り分けられます。

デスクトップ版ならCodex画面を開き、空のテスト用フォルダーや安全な小規模プロジェクトを選びます。CLIならプロジェクトのルートへ移動してcodexを起動し、最初は説明や読み取り中心の依頼を行います。ファイル変更を急がず、どのフォルダーを見ているか、返答が想定したプロジェクトに触れているかを確認してください。

サインインと利用枠を分けて確認する

Codexのダウンロードが完了しても、ChatGPTアカウントの利用枠や表示されるモデルまで自動的に決まるわけではありません。サインインしたアカウントを確認し、画面やCLIに表示される利用条件を読みます。会社や学校のアカウントでは、個人アカウントと利用できる機能が異なる場合があるため、表示される案内を基準にします。

モデル選択欄にGPT-5.6 Solが表示されない場合も、まずアプリを削除して入れ直すのではなく、提供状況とアカウント条件を確認します。8月13日のUltrafast発表は限定プレビューであり、すべての利用者への配布を示すものではありません。ダウンロードは入口を整える作業、モデル選択はサービス側の提供状況を確認する作業として分けます。

モデル名とCLI版番号を記録する

Codexの画面で表示されるモデル名と、CLIが返す版番号は別の値です。たとえばCLIが0.147.0でも、作業中のモデルが別の名前で表示されることがあります。調査や性能比較をするときは、確認日、アプリかCLIか、モデル名、版番号、OSの五つを一緒に残します。これだけで、後から同じ条件を再現しやすくなります。

版番号だけを見て「新しいモデルになった」と考えないことも大切です。クライアントは配布物の更新、モデルはサービス側の選択肢、利用枠はアカウントの条件です。三つを分けて記録すれば、ダウンロード直後に期待したモデルが見えなかったときも、どこを確認すべきか判断できます。

更新前に残しておくメモ

更新や再インストールを行う前に、現在の版番号、実行場所、利用しているインストール方法をメモします。デスクトップ版ではアプリ名と表示されるCodexの入口、CLIではcodex --versionGet-Command codexまたはwhich codexの結果を残します。これにより、更新後に変わった点を比較できます。

特に複数の端末を使う人は、WindowsとmacOSで同じ版番号になるとは限らないことを理解しておきます。OS、CPU、配布経路が違えば、公開されるファイルや更新のタイミングも変わります。記録を残しておけば、別の端末で同じものを探すときにも、名前だけに頼らず条件から選べます。

Codexダウンロードに関するよくある質問

ダウンロード時の疑問は、「どのアプリを入れるか」「どの版を選ぶか」「入れた後に何を確認するか」の三つに分けられます。公式ページの名称が変わる時期は、検索結果の古い記事と現在の画面に差が出やすいため、質問への答えも確認日付きで読むことが重要です。ここでは2026年8月16日時点の公式案内を基準に整理します。

WindowsではアプリとCLIのどちらを選ぶべきですか

画面でプロジェクトを開きたいならChatGPTデスクトップ版、PowerShellやターミナルを中心に作業したいならCodex CLIを選びます。前者はアプリのダウンロードページから、後者は公式READMEのWindows用手順から入手します。迷う場合はCLIで小さな確認を始めるか、画面操作が中心ならデスクトップ版から始め、最初から両方を導入して問題を複雑にしない方がよいでしょう。

最新のCodex CLIはどこで確認できますか

公式のCodex Releasesでタグと公開日を確認します。2026年8月16日に確認した安定版はrust-v0.147.0でしたが、今後は一覧が更新される可能性があります。alphaなどの表記がある試験版と、表記のない安定版を分け、手元のcodex --versionの結果と一致するかを確認してください。

Codexアプリを入れ直す必要はありますか

以前のCodexアプリを使っているなら、まずOpenAIの移行案内とアプリ内の更新表示を確認します。現在は新しいChatGPTデスクトップ版の中にCodexが含まれるため、古いCodex専用インストーラーを別サイトから探す必要はありません。更新後にCodexの会話やプロジェクトが表示されるかを確認し、問題があるときだけ公式ヘルプの案内に沿って切り分けます。

ダウンロードしたのにCodexが起動しません

デスクトップ版なら、OSに合うアプリを選んだか、ログイン後にCodexを選べるか、古いアプリと新しいアプリを取り違えていないかを確認します。CLIなら、ターミナルを開き直し、codex --version、WindowsのGet-Command codex、macOS/Linuxのwhich codexを順に実行します。複数のインストール方法を重ねていた場合は、どの実行ファイルが先に見つかっているかを確認してから、公式の導入方法へ戻ります。

まとめ:公式ページと版番号をセットで確認する

Codexのダウンロードでは、名前の似たアプリや古い記事を見比べるより、用途に合う入口を一つ選び、公式ページから入手することが重要です。画面で使うならChatGPTデスクトップ版、ターミナルで使うならCodex CLI、特定の版を試すならOpenAI公式のGitHub Releasesという三つに分ければ、最初の判断は難しくありません。

2026年8月は、Codexアプリから新しいChatGPTデスクトップ版へ移る案内があり、CLIでは0.147.0が確認できます。また、GPT-5.6 Solの速度プレビューが発表されましたが、クライアントのダウンロードとモデルの利用条件は別です。ニュースを見たときほど、別の配布ファイルを探すのではなく、公式ページ、OS、CPU、版番号、サインイン後の表示を順番に確認します。

最後に、導入後のcodex --versionと実行場所を記録しておきましょう。デスクトップ版とCLIを使い分ける場合も、それぞれのアプリ名と版番号を分けて残します。この小さな確認を習慣にすれば、更新後に何が変わったかを把握しやすくなり、Codexを安心して日々のコード作業へ組み込めます。

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