Codexの速度を測る方法|0.155.0先行版の更新前後比較
Codexが更新されると、返事が速くなったのか、作業全体が短くなったのかを感覚だけで決めていませんか。2026年9月11日JSTには0.155.0 alpha系列が続けて公開されましたが、先行版の公開事実と測った時間は別の情報です。ここでは、codex 速度を更新前後で比べるために、版・モデル・入力・対象・確認時間をそろえる方法と、Python SDKや周辺製品を混ぜない記録の作り方を整理します。
0.155.0 alpha系列の公開は、速度向上の実測結果ではありません。公式ページではalpha.2とalpha.3.9が先行版として公開された事実を確認できますが、速度比較値や同じ条件の試験結果は示されていません。出典 URL: https://github.com/openai/codex/releases/tag/rust-v0.155.0-alpha.3.9
codex 速度を比べるなら、測定条件を一組に固定します。版、入口、モデル、入力、対象、端末、開始点をそろえ、最初の応答、作業完了、結果確認を別々に記録します。条件が違う結果を、更新による速度差とは判定しません。
Python SDK 0.154.0の変更は、観測できる情報の更新として扱います。ExternalMessage、履歴取得、ターン単位の指定、通知モデルの更新は、速度向上の数値ではありません。Copilot CLI、Cursor、Aiderも、それぞれの公式欄を別の確認先にします。出典 URL: https://github.com/openai/codex/releases/tag/python-v0.154.0
目次 (19)
- 0.155.0 alpha系列の公開事実と速度を分ける
- 先行版の版番号を測定表に残す
- 公式本文にない差を補わない
- 更新前後でそろえる比較条件
- 版とモデルを同じ欄で確認する
- 入力・対象・開始点を固定する
- 最初の応答・完了・結果確認を別に測る
- 短い読み取りから始める
- 再試行を成功時間へ隠さない
- 速さと正しさを同じ数字にしない
- 早い返答を成功と判定しない
- 同じ作業量で結果を比べる
- Python SDK 0.154.0は観測欄として分ける
- 履歴と応答の範囲を記録する
- 変更を速度の証拠にしない
- Copilot CLI・Cursor・Aiderは製品ごとに見る
- Copilot CLIの変更はCopilotの測定欄へ
- CursorとAiderの公開欄を別に確認する
- まとめ: codex 速度を判断する記録の最小単位
0.155.0 alpha系列の公開事実と速度を分ける
最初に確定できるのは、0.155.0 alpha系列が公開されたことと、それが先行版として表示されていることです。OpenAI Codexの公式リリースページでは、alpha.2はPre-releaseとして2026年9月10日18:02 UTCに公開され、alpha.3.9は同11日11:51 UTCに公開されています。日本時間ではそれぞれ9月11日03:02、20:51です。出典 URL: https://github.com/openai/codex/releases/tag/rust-v0.155.0-alpha.2、https://github.com/openai/codex/releases/tag/rust-v0.155.0-alpha.3.9
一方、公式ページに速度の実測値、更新前の基準値、同じ入力での比較結果はありません。版番号が連続していることから「返答が速くなった」「作業が短くなった」とは判定できません。先行版を試す場合も、公開された版の記録と、自分の端末で測った値を別の欄に置くことが、後から読み返せる記事と計測表の前提になります。
| 確認する版 | 公式ページの公開時刻 | 公式ページで確認できること | 速度について言える範囲 |
|---|---|---|---|
| 0.155.0-alpha.2 | 9月10日18:02 UTC 9月11日03:02 JST | Pre-release、版番号、配布アセット | 速度差や比較結果は未確認 |
| 0.155.0-alpha.3.9 | 9月11日11:51 UTC 9月11日20:51 JST | Pre-release、版番号、配布アセット | 速度差や比較結果は未確認 |
先行版の版番号を測定表に残す
測定表には、単に「0.155.0」と書くのではなく、alpha.2やalpha.3.9まで含めた版番号、確認した時刻、使った入口を残します。先行版と安定版を同じ行へまとめると、どの公開物を試した結果か分からなくなるからです。版番号は結果の理由を決める材料ではなく、条件を特定する識別子として使います。
公式本文にない差を補わない
公式本文が速度を説明していないときは、短い返事を見ただけで改善を補いません。ネットワークの状態、選んだモデル、入力の長さ、対象ファイルの数、端末の負荷が変われば、同じ版でも時間は動きます。書かれていない性能差は「未確認」と残し、読者が同じ条件で試せる部分だけを記事にします。
更新前後でそろえる比較条件
codex 速度の比較で最も大切なのは、測定を始める前に条件を固定することです。更新前と更新後で製品、入口、版、モデル、入力、対象、端末、開始点のどれかが違えば、得られた時間は単純な更新差ではありません。まず一つの作業を選び、同じ作業を同じ順番で繰り返せる形にします。
| 条件 | 記録する内容 | 比較時の注意 |
|---|---|---|
| 製品と入口 | Codexのアプリ、CLI、IDEなど | 入口が違う結果を同じ計測にしない |
| 版 | 安定版かalphaか、正確な版番号 | 0.155.0 alphaと安定版を分ける |
| モデル | 選択したモデル名と推論設定 | モデル変更と版変更を一度に扱わない |
| 入力 | 依頼文、添付資料、質問の順番 | 文面や情報量を変えない |
| 対象 | 作業場所、対象ファイル、変更範囲 | ファイル数と初期状態をそろえる |
| 端末 | OS、電源状態、同時に動く作業 | 端末負荷が違う値を直結しない |
| 開始点 | 依頼を送った時刻、作業を始めた状態 | 更新直後の準備時間を別に記録する |
版とモデルを同じ欄で確認する
版番号とモデル名は似たように見えても、意味が違います。版番号は利用している製品の公開物を示し、モデル名はその作業で選んだ処理系を示します。更新前後で版だけを変えるならモデル名を固定し、モデルを変えるなら別の比較として記録します。どちらも変えた結果を一つの速度差として発表しないことが重要です。
画面に新しいモデル名が表示された場合も、表示されたこと、選択できたこと、作業が完了したことを分けます。選択欄に出たという事実は、すべての利用条件や作業で同じ結果になることを保証しません。表示確認と処理時間を別の列に置けば、見えた機能と測った値が混ざりません。
入力・対象・開始点を固定する
同じ依頼文でも、読み込ませるファイルが一つから十個へ増えれば、返答までの時間も確認にかかる手間も変わります。短い読み取り、複数ファイルの変更、調査を別の作業として用意し、それぞれの対象と初期状態を保存します。更新前にだけ準備作業を行った場合は、その時間を結果へ隠さず別欄へ残します。
比較する日は、まず更新前の値を一度記録してから版を変えます。作業場所の初期状態、未保存の変更、開いている画面が違うと、同じ入力でも別の測定になります。開始時点をそろえられなかった計測は失敗ではなく「条件不一致」として扱い、無理に平均へ入れないようにします。
最初の応答・完了・結果確認を別に測る
利用者が「速い」と感じる時間には、少なくとも三つの区間があります。入力を送って最初の応答が見えるまで、作業結果が出るまで、出力や変更を人が確認して終えるまでです。最初の応答だけが短くても、完了や確認に長くかかるなら、作業全体が短くなったとは言えません。
| 測る区間 | 開始点 | 終了点 | 読むべき意味 |
|---|---|---|---|
| 最初の応答 | 依頼を送った時刻 | 最初の説明や進行表示が見えた時刻 | 待ち始めから反応まで |
| 作業完了 | 同じ依頼を送った時刻 | 変更や回答が完了した時刻 | 結果が出るまでの時間 |
| 結果確認 | 完了した時刻 | 差分、読み取り、テストを確認した時刻 | 人が採用できると判断するまで |
| 再試行 | やり直しを始めた時刻 | 採用する結果を得た時刻 | 一回で終わらなかった負担 |
短い読み取りから始める
最初の測定は、対象ファイルを一つ読む、決めた文字列を探すなど、結果を確認しやすい作業にします。短い作業なら、応答が見えるまでと完了までの境界を観察しやすく、端末や入力の違いも見つけやすくなります。その後に複数ファイルの変更や調査を追加し、同じ区間をもう一度測ります。
長い作業をいきなり比べると、待っている間の画面操作、追加質問、対象の読み込み、結果の確認が一つに見えます。各区間の時刻を残し、区間ごとの値を並べてから合計を見ます。読者へ示すときも、単一の「速度」という数字だけでなく、何を終点としたかを添えてください。
再試行を成功時間へ隠さない
一回目が途中で止まったり、結果の確認でやり直したりした場合は、最初の応答時間を消さず、再試行の回数と理由を残します。再試行後の最終結果だけを採用すると、実際に使った時間より短く見えます。更新前後で再試行の有無が違うなら、それ自体が利用上の重要な差です。
確認時間も結果の一部です。変更ファイルが多くて差分を読む時間が増えたなら、応答が速くても作業の負担は減っていません。最初の応答、完了、確認、再試行を別の列にすれば、どの段階が変わったのかを説明できます。
速さと正しさを同じ数字にしない
時間の比較だけでは、早く返った結果がそのまま使えるか分かりません。変更ファイル数、読み取り結果、テストや確認の結果、修正の回数を別に記録します。特に更新直後は、返答の早さと内容の正しさが同じ方向へ動くとは限らないため、速さの表に品質の判定を混ぜないことが大切です。
| 確認欄 | 残す内容 | 速度と分ける理由 |
|---|---|---|
| 変更範囲 | 追加・変更・削除されたファイルと行 | 早く終わっても余計な変更があれば採用できない |
| 読み取り | 依頼したファイル、条件、見つかった内容 | 反応があっても対象を読めたとは限らない |
| テストと確認 | 実行した確認、通過・未確認・失敗 | 完了表示だけでは結果を保証しない |
| 修正と再試行 | 追加の依頼、やり直し、確認にかかった時間 | 最終結果だけでは利用負担が見えない |
早い返答を成功と判定しない
最初の応答が早くても、依頼した対象を読んでいない、変更範囲が広がっている、確認で誤りが見つかるなら成功とは判定しません。速度欄には測った秒数を残し、判定欄には「採用」「要確認」「条件不一致」など、結果を読んだ後の状態を書きます。これにより、短い待ち時間がそのまま良い結果だという誤解を防げます。
同じ作業を複数回試したときは、平均値だけでなく各回の値と結果を並べます。一回だけ極端に短い値が出ても、再現しなければ更新後の代表値にしません。利用者が知りたいのは記録上の最小値ではなく、同じ条件で何度試してどの程度安定して終わったかです。
同じ作業量で結果を比べる
更新前は一つのファイル、更新後は複数ファイルという比較では、版の違いと作業量の違いを分離できません。まず同じ対象で比べ、次に作業量を増やした別の表を作ります。表を分けることで、短い読み取りの反応と、大きな変更での確認負担をそれぞれ説明できます。
結果の正しさを確認できない計測は、速度の参考値としても注意書きを付けます。未確認の項目を成功に数えず、確認できなかった理由と次に見る条件を残してください。これは版の優劣を決めるためではなく、自分の作業にどの更新が合うかを判断するための記録です。
Python SDK 0.154.0は観測欄として分ける
Python SDK 0.154.0の公式リリースには、maxとultraの推論の強さ、ExternalMessage、履歴の取得範囲、ターン単位のサービス指定、sourceメタデータ、通知モデルの更新が記載されています。これらは呼び出しや履歴の見え方を整理する変更で、Codexの処理時間が何秒短くなったという発表ではありません。速度の測定表へそのまま足さず、観測方法の欄に分けます。出典 URL: https://github.com/openai/codex/releases/tag/python-v0.154.0
たとえばExternalMessageは同期・非同期のrun()とturn()へ外部の内容を渡すための型で、通常のターンを開始したり、進行中のターンへ加わったりできます。公式本文は独立したイベントの流れを受け取ることも説明していますが、これだけで応答時間が短くなるとは書いていません。入力の受け取り方が変わった場合は、同じ依頼を送った時刻と、どのイベントを終点にしたかを記録します。
| SDKの更新項目 | 公式本文の扱い | 速度測定で残す欄 |
|---|---|---|
max / ultra | 推論の強さの選択肢を追加 | 選択値、作業内容、他の条件 |
ExternalMessage | run()やturn()へ外部内容を渡す型 | 入力を受けた位置とイベントの範囲 |
include_turns | 再開・分岐で履歴を含める指定 | 返された履歴の範囲と取得時間 |
turn_service_tier | 新しく始めるターンの指定 | 適用したターンと設定値 |
sourceと通知 | 出所メタデータと型付き通知を更新 | 観測できたイベントと終了条件 |
履歴と応答の範囲を記録する
include_turnsは再開や分岐で返される履歴の範囲に関係します。公式本文は、履歴の選択が返される応答を変える一方、モデルの文脈自体を変えないと説明しています。したがって、返答の文字数や取得時間が変わったときも、履歴範囲の差と処理速度の差を別に記録します。保存した履歴を後から読む時間も、作業確認の一部として残します。
通知が以前より細かく見えるようになった場合、終了時刻の決め方も見直します。ターン開始、途中の通知、完了通知のどれを「最初の応答」や「作業完了」とするかを先に決め、更新前後で同じ終点を使います。終点が変わったのに秒数だけを比べると、測定方法の変更を速度差と誤認します。
変更を速度の証拠にしない
SDKの更新欄に新しい型や通知が増えたことは、読者が観測できる情報の範囲が広がったことを示します。これは有用な変更ですが、版の公開ページに処理時間の数値がなければ、速度改善の証拠にはなりません。速度の欄には実際の開始・終了時刻を置き、SDKの欄には入力、履歴、通知の違いを置くという分担を守ります。
Copilot CLI・Cursor・Aiderは製品ごとに見る
周辺製品の更新を同じ記事で扱う場合も、Codexの計測結果へ置き換えません。GitHub Copilot CLI 1.0.84-4はコマンド名の整理、一覧表示の変更、Windows ReFS上の検索に関する更新を含む先行版です。Cursorの公式更新欄はProjectsの文脈共有や複数の作業担当を案内し、Aiderは公式リリース欄で版ごとの変更を確認できます。どれもCodex 0.155.0の速度値ではありません。出典 URL: https://github.com/github/copilot-cli/releases/tag/v1.0.84-4、https://cursor.com/changelog、https://github.com/Aider-AI/aider/releases
| 製品 | 公式ページで見る内容 | Codexの記録へ混ぜないもの |
|---|---|---|
| Copilot CLI 1.0.84-4 | 一覧・操作名、Windows ReFS上の検索、先行版の変更 | Codexの応答時間やモデルの結果 |
| Cursor | Projectsの共有文脈、クラウドとローカルの作業分担 | Codexの作業場所や完了時間 |
| Aider | 公式リリース欄の版番号と各版の変更 | Codexの速度や確認時間 |
Copilot CLIの変更はCopilotの測定欄へ
Copilot CLIの更新で操作名が変わった場合は、一覧を開くまで、目的の項目を表示するまで、実際の作業を確認するまでをCopilotの表へ記録します。Windows ReFS上の検索が更新されても、その検索時間をCodexの最初の応答と同じ指標にはしません。入口、製品、作業の終点が違う値を一つの順位へ並べないことが境界を守る方法です。出典 URL: https://github.com/github/copilot-cli/releases/tag/v1.0.84-4
CursorとAiderの公開欄を別に確認する
CursorのProjectsは、長期間の文脈、複数の担当、クラウドとローカルの作業を扱う更新として説明されています。これは同じような作業を整理する際の比較材料になりますが、Codexの版やモデルの性能を示すものではありません。Aiderも公式リリース欄の版番号と変更本文を確認し、使った製品の結果として別表へ残します。出典 URL: https://cursor.com/changelog、https://github.com/Aider-AI/aider/releases
まとめ: codex 速度を判断する記録の最小単位
0.155.0 alpha系列について、公式ページから言えるのは先行版が公開されたことまでです。速度を判断するには、更新前後で同じ入口、版、モデル、入力、対象、端末、開始点をそろえ、最初の応答、作業完了、結果確認、再試行を別々に測ります。早い値が出ても、結果を確認できなければ採用できる速度とは判定しません。
Python SDK 0.154.0の型・履歴・通知の更新、Copilot CLIの操作変更、CursorやAiderの公式更新は、観測する場所を整えるための周辺情報です。Codexの速度表と製品別の更新欄を分ければ、公開された変更、手元で測った時間、作業結果の正しさを一つの印象へまとめずに済みます。自分の端末で同じ条件を繰り返せる記録を残すことが、codex 速度を更新前後で判断する最小単位です。