Codexチームプランの料金と選び方・最新制度の比較ポイント
Codexチームプランを選ぶとき、月額の席数だけを見て決めると、利用枠と追加クレジットの扱いで迷いやすくなります。OpenAIは2026年9月、ChatGPT BusinessのStandard席・Premium席、旧来のCodex専用席、共有クレジットの案内を更新しました。本記事では、少人数の試行から開発チームへの展開まで、現在選べる席の違いと料金、確認手順を公式情報に沿って整理します。
Codexチームプランの中心は、ChatGPT BusinessのStandard席とPremium席です。どちらもChatGPTとCodexを利用できますが、Standardは月額25ドルまたは年契約で月額換算20ドル、Premiumは月額125ドルまたは年契約で月額換算100ドルです。PremiumはStandardより利用枠が大きく、現在の公式案内ではStandardの5倍の利用量と5時間制限なしと説明されています。出典: OpenAIのBusiness料金・席管理ガイド。
旧来のCodex専用席は、Codexだけを使う人に共有クレジットで課金する方式です。ただし、2026年6月24日以降に新しく作ったBusinessワークスペースでは追加できません。同日より前に実際にCodex席を持っていたか、招待が保留中だった対象ワークスペースだけが継続利用できます。ChatGPTの会話も必要なメンバーには、StandardまたはPremiumを割り当てる必要があります。出典: OpenAIの旧Codex専用席ガイド。
2026年9月時点では、席の料金と、利用量に応じて消費するクレジットを分けて見積もることが重要です。Standard・Premiumは固定の席料金が土台で、含まれる利用枠を超えた分は共有クレジットで補えます。一方、対象となる旧Codex専用席は最初からクレジットを使います。料金表はモデルと入出力トークンで変わるため、契約前に最新の公式レートカードと自社の利用量を照合してください。出典: OpenAIのクレジット料金表。
目次 (28)
- Codexチームプランは「席」と「利用枠」を分けて考える
- Standard席は会話と開発をまとめたい少人数向け
- Premium席は長い作業を頻繁に行う人向け
- 旧Codex専用席は対象ワークスペースだけが使える
- 2026年9月の更新で変わった点
- 新しいBusinessワークスペースはStandardかPremiumから始める
- 旧制度の対象かはワークスペースの履歴で確認する
- EnterpriseやEduは契約と料金表を分けて見る
- 料金を数字で比較する
- 追加クレジットは「席」と別に予算化する
- モデル名だけで予算を決めない
- どの席を選ぶべきか
- Step 1: ChatGPTも必要かを分ける
- Step 2: 利用量の差を見積もる
- Step 3: 旧Codex専用席の対象を調べる
- Step 4: 月払いと年契約を比べる
- Step 5: 管理者と支出の境界を決める
- 導入前後の確認手順
- Billing画面で確認する項目
- Members画面で確認する項目
- Usage画面で確認する項目
- よくある質問
- 新しいBusinessワークスペースでCodex専用席を選べますか?
- StandardとPremiumを混ぜて割り当てられますか?
- 旧Codex専用席でもChatGPTを使えますか?
- クレジットを追加すればStandardの制限はなくなりますか?
- Enterpriseの料金もBusinessと同じですか?
- まとめ:Codexチームプランは利用形態で選ぶ
Codexチームプランは「席」と「利用枠」を分けて考える
Codexを複数人で使うときは、まずメンバーに割り当てる「席」と、使った量に応じて減る「クレジット」を別のものとして捉えます。席はChatGPT Businessの契約上、誰がChatGPTとCodexを使えるか、どの程度の利用枠を持つかを決める単位です。クレジットは、含まれる枠を超えて使うときや、対象の専用席でCodexを使うときに、ワークスペース全体から消費されます。
StandardとPremiumは、同じBusinessワークスペース内で混在させられます。たとえば、毎日コードを調べる人にはStandard、長い修正や複数の確認を頻繁に行う人にはPremiumという割り当てが可能です。全員を高価な席にそろえる必要がない一方、席を余らせると未割り当てでも請求対象になるため、人数だけでなく、実際に使う人と時期を見て決めます。詳細はOpenAIのBusiness席管理ガイドで確認できます。
| 区分 | 月額・年契約の目安 | 含まれるアクセス | 利用枠と追加分 | 最低席数 |
|---|---|---|---|---|
| Standard席 | 月25ドル / 年契約で月20ドル | ChatGPTとCodex | 含まれる枠を先に利用、必要なら共有クレジット | 2席 |
| Premium席 | 月125ドル / 年契約で月100ドル | ChatGPTとCodex | Standardより高い利用枠、必要なら共有クレジット | 2席 |
| 旧Codex専用席 | 固定の席料金なし | Codexのみ | 初回から共有クレジットを消費 | 対象ワークスペースではなし |
Standard席は会話と開発をまとめたい少人数向け
Standard席は、ChatGPTで相談しながらCodexも使いたいメンバーを、比較的読みやすい固定費でそろえる選択肢です。月払いなら1席25ドル、年契約なら1席あたり月20ドル相当で、Businessワークスペースには2席の最低数があります。日常的な調査、軽い修正、レビュー前の確認など、利用量が極端に大きくない人を集めると予算を見積もりやすくなります。
ただし、Standardだから無制限に使えるという意味ではありません。含まれる利用枠はモデルや作業内容によって変わり、上限を超えた利用を続けるなら、ワークスペースの共有クレジットが必要です。初期費用だけでなく、月末にどのメンバーがどれだけ使ったかを確認できるよう、導入前に利用状況の見方を決めておきます。
Premium席は長い作業を頻繁に行う人向け
Premium席は月額125ドル、年契約なら月額換算100ドルで、Standardより高い利用枠を持ちます。OpenAIの現行案内ではStandardの5倍の利用量と、5時間の利用制限がないことが特徴です。長いコードベースを読みながら複数のファイルを直す人、検証と修正を短い間隔で繰り返す人は、追加クレジットの発生を抑えられる可能性があります。
料金が5倍になるから、成果も5倍になると考えてはいけません。Premiumの価値は、必要な時間帯に利用を止めにくいこと、作業の中断を減らしやすいこと、利用量の大きいメンバーへ容量を寄せられることにあります。2人だけのチームなら、まずStandardとPremiumを1席ずつ試し、実際の利用量と追加クレジットを比べる判断もできます。
旧Codex専用席は対象ワークスペースだけが使える
旧Codex専用席は、ChatGPTの会話機能を付けず、Codexの利用分を共有クレジットから支払う方式です。固定の月額席料金がなく、1席から始められるため、Codexだけを使うメンバーが少数いる場合には分かりやすい仕組みに見えます。しかし、これは新規に誰でも選べるプランではありません。
OpenAIの案内によると、2026年6月24日より前に少なくとも1つのCodex専用席を持っていたか、同日時点で招待が保留中だったBusinessワークスペースに限り、旧席を継続・追加できます。ワークスペースを古く作っただけでは対象にならない点にも注意が必要です。対象外なら、StandardまたはPremiumを選びます。
2026年9月の更新で変わった点
いまCodexチームプランを調べる理由は、料金表の数字だけでなく、選べる席の前提が変わったからです。OpenAIのBusiness席管理ガイドは2026年9月に更新され、StandardとPremiumの2種類を基本に、Premium席の価格、利用枠、席の混在、再割り当てを整理しています。旧Codex専用席は注記として残されていますが、新しいBusinessワークスペースに対する入口ではありません。
さらに、クレジット料金表ではCodexの利用量を入力トークン、キャッシュされた入力トークン、出力トークンに分けて計算する現在の方式が示されています。つまり、同じメンバーが同じモデルを選んでも、読み込む資料の大きさや返答の長さで消費量は変わります。席を決める段階で、モデル名だけを見て予算を固定しないことが大切です。
新しいBusinessワークスペースはStandardかPremiumから始める
2026年6月24日以降、新しいBusinessワークスペースや、それまで旧Codex専用席を一度も追加していなかったワークスペースでは、旧Codex専用席を最初の席として選べません。Codexを使う人だけを1席で招待したい場合でも、旧制度を前提にした見積もりは成立しない可能性があります。最初に2席の最低数を含むStandardまたはPremiumの契約を検討します。
この変更は、Codexを使えないという意味ではありません。StandardとPremiumの両方にCodexが含まれるため、ChatGPTも必要なメンバーなら、むしろアクセスを分けずに済みます。Codexだけでよい人がいる場合も、まずはStandard席を割り当て、利用量を確認してからPremiumや共有クレジットを追加する順序が現実的です。
旧制度の対象かはワークスペースの履歴で確認する
既存のBusinessワークスペースでCodex専用席を選べない場合、作成日だけを見て判断してはいけません。OpenAIの条件は、2026年6月24日より前に実際のCodex専用席が存在したこと、またはその時点で招待が保留中だったことです。作成日は古くても、条件を満たしていなければ旧席を使えません。
対象ワークスペースなら、旧Codex専用席の追加、メンバー招待、共有クレジットの残高、メンバーごとの支出上限を確認できます。ただし、旧席のメンバーはBusinessワークスペース内のChatGPT会話を利用できません。ChatGPTも必要になった時点でStandardまたはPremiumへ変更する前提で、席の違いを説明しておくと混乱を防げます。
EnterpriseやEduは契約と料金表を分けて見る
Enterprise、Edu、Health、Gov、ChatGPT for Teachersでは、クレジット方式の料金表が適用されるワークスペースがあります。一方、Enterprise契約の一部には、移行まで旧来の料金表が適用される場合もあります。BusinessのStandard・Premiumの数字を、そのままEnterpriseの見積もりへ転記するのは危険です。
OpenAIのクレジット料金表は、契約により適用される料金が違う場合はOpenAIの担当窓口へ確認するよう案内しています。大きな組織では、席数だけでなく、請求方式、クレジットの購入単位、利用状況の閲覧範囲、契約上の支払条件をまとめて確認してください。公開ページの数字は比較の出発点であり、契約書の代わりにはなりません。
料金を数字で比較する
BusinessのStandardとPremiumを比べるときは、1席の値段だけでなく、最低2席で始める場合の総額を見ると判断しやすくなります。公開されている価格は米ドル建てで、Standardは月払いなら2席で月50ドル、年契約なら月額換算40ドルです。Premiumは月払いなら2席で月250ドル、年契約なら月額換算200ドルになります。実際の請求額は契約、税、請求地域、支払方法によって変わるため、最終確認は管理画面で行います。
| 例 | 月払い | 年契約の月額換算 | 見るべき点 |
|---|---|---|---|
| Standard 2席 | 50ドル/月 | 40ドル/月相当 | ChatGPTとCodexを使う少人数の基準 |
| Premium 2席 | 250ドル/月 | 200ドル/月相当 | 利用量の大きい2人を優先 |
| Standard 1席 + Premium 1席 | 150ドル/月 | 120ドル/月相当 | 利用量に差がある2人の組み合わせ |
Standard 1席とPremium 1席の組み合わせも、最低2席という条件を満たします。利用量の少ないメンバーをStandard、長い作業を担当するメンバーをPremiumにすれば、全員をPremiumにするより初期の固定費を抑えられます。反対に、誰がどの席を使うかが頻繁に変わるなら、空席の発生や再割り当ての手間も費用の一部として考えます。
この表には共有クレジットを含めていません。StandardやPremiumの含まれる枠を超えた利用、対象ワークスペースの旧Codex専用席、モデルや作業量による追加分は別に発生します。席料金だけで「1人あたりのCodex料金」と断定せず、固定費と変動費の2段で見積もるのが安全です。
追加クレジットは「席」と別に予算化する
Standard席では、まずプランに含まれる利用枠が使われ、その後に対象となる利用を共有クレジットで続けられます。旧Codex専用席は初回利用から共有クレジットを使います。Premiumでも、含まれる利用枠が永久に無制限になるわけではなく、対象範囲を超えれば追加クレジットが必要です。
クレジットはワークスペース全体で共有されるため、1人の長い作業が他のメンバーの余力を減らすことがあります。管理者は残高だけでなく、誰が、どのモデルで、どの程度の資料を扱っているかを確認し、必要ならメンバーごとの支出上限を設定します。支出上限に達した場合はCodexの利用が一時停止するため、停止時の連絡先も事前に決めておきます。
モデル名だけで予算を決めない
現行のクレジット料金表では、Codexの費用はモデルと入力・出力トークンの量で計算されます。たとえば、GPT-5.6 Sol、GPT-5.6 Terra、GPT-5.6 Lunaでは、入力、キャッシュされた入力、出力の単価がそれぞれ違います。利用量の実績がない段階で「Premiumなら月に何件」と断定するのではなく、代表的な作業をいくつか測り、同じ条件で比較します。
2026年9月時点の料金表にはGPT-5.6 Solのキャンペーン価格が少なくとも11月21日まで続くとの注記がありますが、含まれるプラン利用や5時間・週次の制限が変わるわけではありません。キャンペーン終了後まで使う予定なら、割引を前提にせず、公式レートカードの更新日と適用条件を定期的に確認します。
どの席を選ぶべきか
「チームならPremium」という決め方ではなく、ChatGPTも必要か、Codexの利用量に差があるか、旧制度の対象かの3点から選びます。まず、全員がChatGPTとCodexを使うならStandardまたはPremiumが候補です。次に、長い作業を頻繁に行うメンバーだけPremiumに寄せます。最後に、共有クレジットを誰が管理し、追加分をどこまで許容するかを決めます。
次の順番で考えると、料金と利用体験を同時に比べられます。
- ChatGPTの会話も必要なメンバーと、Codexだけでよいメンバーを分ける。
- 新規ワークスペースか、旧Codex専用席の条件を満たす既存ワークスペースかを確認する。
- 利用量の少ない人はStandard、頻繁に長い作業を行う人はPremiumの候補にする。
- 2週間から1か月の代表的な作業を記録し、席料金と追加クレジットを合算する。
- 管理者、支出上限、残高の確認方法を決め、席の変更条件を文書に残す。
Step 1: ChatGPTも必要かを分ける
ChatGPTで仕様を相談したり、文章を整理したりしながらCodexを使うメンバーには、StandardまたはPremiumが分かりやすい選択です。旧Codex専用席はChatGPT会話を含まないため、Codex専用で招待した後に「ChatGPTも使いたい」となると席を変更する必要があります。最初の聞き取りでは、製品名ではなく、必要な画面と作業を確認します。
Codexの利用だけを想定しているメンバーでも、レビュー結果や相談をChatGPT側で行うなら、専用席との差額を比較します。席を安く見せるために機能を分けると、後から変更する手間が増えます。日常的に使う機能を先に決め、不要なアクセスだけを削るのがよい考え方です。
Step 2: 利用量の差を見積もる
メンバーごとの作業が似ているなら、Standardを基本にして追加クレジットを観察する方法があります。大きなリポジトリを読み、修正、テスト、再修正を繰り返す人が明確なら、その人だけPremiumにする余地があります。Premiumの価格差は大きいため、印象ではなく、1週間あたりの作業時間、入力資料の大きさ、利用停止の回数を記録します。
測定では、返答の長さだけでなく、読み込ませたファイルの範囲と選んだモデルも残します。同じ人でも課題によって消費量は変わるからです。クレジットの実績と、作業が止まった回数を並べると、Premiumが必要なのか、依頼の範囲を小さくすればよいのかを分けて判断できます。
Step 3: 旧Codex専用席の対象を調べる
既存のBusinessワークスペースでは、BillingとMembersの画面に旧Codex専用席が表示されるかを確認します。表示されない場合、ワークスペース作成日ではなく、2026年6月24日時点でCodex席を持っていたか、招待が保留中だったかを管理履歴で調べます。条件を満たしていなければ、旧席が使えないのは異常ではありません。
対象だったとしても、旧席を使い続けるかはChatGPT会話の必要性と共有クレジットの管理しやすさで決めます。専用席は固定費を抑えやすい一方、ChatGPTへのアクセスがなく、利用分を最初からクレジットで管理します。短期の差額だけでなく、担当者が説明しやすいかも比較項目に入れます。
Step 4: 月払いと年契約を比べる
人数がまだ固まっていない、試行の範囲が小さい、席の変更が近い時期にありそうなら、月払いで条件を確認する余地があります。長期間の利用人数が見えており、StandardやPremiumの席を継続的に使うなら、年契約の月額換算が低くなる点を検討します。ただし、年契約にしただけでクレジットの変動費が消えるわけではありません。
Businessの管理画面では、席の追加は残りの請求期間に応じた日割りで反映され、席数を減らす場合は次の更新時に反映されます。余った席をすぐ減らせるとは限らないため、異動予定や採用時期を確認してから契約期間を選びます。最新条件は公式の請求・席管理ページで確認してください。
Step 5: 管理者と支出の境界を決める
席の追加、削減、割り当て変更、クレジット購入、支出上限の設定は、ワークスペースの所有者や管理権限を持つ人が行います。メンバー全員が自由に変更できる前提にせず、申請を受ける人、月次で残高を見る人、利用停止時に判断する人を決めます。個人名を固定せず、役割で引き継げる形にしておくと、担当交代でも管理が続きます。
導入前後の確認手順
契約を決めたら、料金ページを読むだけで終わらせず、実際のワークスペースで席とクレジットの表示を確認します。画面の名称や提供条件は更新されることがあるため、次の確認結果を社内の料金メモに残します。ここで大切なのは、誰が使えるか、どこから追加費用になるか、止まったときに誰が再開を判断するかを一つの表にすることです。
- Workspace settingsのBillingで、契約種別、請求周期、Standard・Premiumの席数、次回請求日を確認する。
- Membersで各メンバーの席タイプを確認し、ChatGPTとCodexの両方が必要な人へStandardまたはPremiumを割り当てる。
- Usageで含まれる利用枠、共有クレジットの残高、モデル別の消費を確認する。
- 小さな代表作業を実施し、利用したモデル、対象ファイルの量、所要時間、クレジットの変化を記録する。
- 追加クレジットの購入条件、メンバーごとの支出上限、利用停止時の連絡先を確認する。
- 1か月後に席の過不足と追加費用を見直し、StandardとPremiumの割り当てを必要に応じて変更する。
Billing画面で確認する項目
最初に見るのは、契約名ではなく、現在の席数と次の請求です。StandardやPremiumは、メンバーに割り当てていない席も契約中なら請求対象になります。席を追加した場合は残り期間の料金が日割りで請求され、減らす場合は次の請求周期まで反映されません。人数の増減が多いチームほど、空席を残す期間を短くします。
旧Codex専用席が表示される場合は、固定席料金がない代わりに、Codexの利用が共有クレジットから消費されることを確認します。クレジットがなくなると利用が止まるため、残高と上限を見られる人を明確にします。StandardやPremiumの利用枠と、旧席の課金方式を同じ行にまとめないことがポイントです。
Members画面で確認する項目
Membersでは、各メンバーの席タイプと、ChatGPT会話が必要かを照合します。旧Codex専用席のメンバーはChatGPT会話を利用できないため、本人の作業に不足がないかを確認します。StandardとPremiumは空いている席を別のメンバーへ割り当て直せますが、席数を減らす処理とは別です。
招待時に席タイプを指定しなかった場合の既定値も確認します。旧Codex専用席が選べる対象ワークスペースでは、既定値の変更が既存メンバーの席を変えるとは限りません。新しい招待、既存メンバーの変更、契約席の削減を分けて記録すると、請求の変化を追いやすくなります。
Usage画面で確認する項目
Usageでは、利用枠の残りと共有クレジットの変化を、モデルや作業の種類と合わせて見ます。Codexの費用は入力、キャッシュされた入力、出力のトークン数で変わるため、返答だけを読んで使用量を判断しません。作業の大きさが変わった週は、前週と単純比較せず、同じ種類の作業で比べます。
利用量の大きい人がいる場合も、すぐPremiumへ変えるのではなく、Premiumで得られる利用枠と追加クレジットの差を試算します。5時間制限に当たって作業が止まったのか、入力資料が大きくてクレジットを多く使ったのかで、解決策は違います。理由を分けてから席を変更すると、費用の説明がしやすくなります。
よくある質問
新しいBusinessワークスペースでCodex専用席を選べますか?
選べません。2026年6月24日以降、新しいBusinessワークスペースや、それまで旧Codex専用席を一度も追加していなかったワークスペースでは、旧席を最初の席として追加できません。StandardとPremiumにはCodexが含まれるため、まず2席の最低条件を含むどちらかを契約します。旧制度の対象かどうかは、作成日ではなく、同日時点の席または招待の履歴で確認します。
StandardとPremiumを混ぜて割り当てられますか?
混在できます。Standard 1席とPremium 1席のように、利用量が違うメンバーへ別タイプを割り当てられます。どちらもBusinessの最低2席の対象です。PremiumからStandardへ変えるだけで費用が即時に全て戻るわけではなく、席数の削減は次の請求周期に反映されるため、変更前に管理画面の請求表示を確認します。
旧Codex専用席でもChatGPTを使えますか?
Businessワークスペース内のChatGPT会話は使えません。旧Codex専用席はCodexの利用に限定され、利用分は共有クレジットから支払います。ChatGPTで相談しながら作業したいメンバーには、空いているStandardまたはPremiumを割り当てるか、必要な席を追加します。Codexだけでよいと決めた後に利用範囲が変わる可能性もあるため、席変更の条件を先に伝えます。
クレジットを追加すればStandardの制限はなくなりますか?
追加クレジットは、対象となる利用を続けるための支払い手段であり、席に含まれる利用枠そのものを無制限に変えるものではありません。モデル、入力資料、出力の長さ、作業の複雑さによって消費量が変わります。クレジットの購入前に、含まれる枠を使い切った原因と、Premiumへ変更した場合の差を比べます。
Enterpriseの料金もBusinessと同じですか?
同じとは限りません。EnterpriseやEduなどではクレジット方式の料金表が適用される場合がある一方、Enterprise契約の一部では別の料金表が移行まで適用されます。契約書や管理画面で自社ワークスペースの料金方式を確認し、公開レートカードの数字は比較用として使います。判断がつかない場合は、OpenAIの担当窓口へ確認するのが確実です。
まとめ:Codexチームプランは利用形態で選ぶ
Codexチームプランの基本は、ChatGPTとCodexを一緒に使うStandard・Premiumと、対象ワークスペースだけが使える旧Codex専用席を分けて考えることです。Standardは月25ドルまたは年契約で月20ドル、Premiumは月125ドルまたは年契約で月100ドルで、どちらもBusinessでは2席から始まります。Premiumは利用枠が大きく、長い作業を担当するメンバーへ絞って割り当てると、固定費と使いやすさのバランスを取りやすくなります。
2026年9月時点で最も重要なのは、旧Codex専用席が新規の入口ではないこと、そして席料金と共有クレジットが別に動くことです。契約前に、ChatGPTの必要性、メンバーごとの利用量、ワークスペースの履歴、追加費用の上限を確認してください。最後に、価格や提供条件は変わるため、OpenAIのチーム向けCodex案内、Businessの席管理ガイド、クレジット料金表を確認し、手元の管理画面に表示された条件を基準に決めましょう。