Codex 速報|Copilot Agentic パブリックプレビュー開始
GitHub Copilot が GitHub Agentic Workflows をパブリックプレビューへ昇格させました。2026年2月のテクニカルプレビュー以来初の一般公開で、Markdown で記述したエージェントタスクを標準 YAML に変換してコーディングエージェントで実行できます。同日、Copilot CLI に /settings コマンドが追加され PAT が不要になりました。Cline は CLI v3.0.24 でプラグインからエージェントへのプロンプト送信に対応し、OpenAI Codex CLI はプレリリースが 0.140.0-alpha.14 まで進行しています。Gemini CLI の移行期日まで残り 6 日です。
本日のヘッドライン
- GitHub Copilot が GitHub Agentic Workflows をパブリックプレビューへ昇格 — Markdown 記述タスクをコーディングエージェントで実行(2026-06-11)
- Copilot CLI に /settings コマンド追加、エージェンティックタスク実行時に PAT が不要に(2026-06-11)
- Cline CLI v3.0.24 リリース — プラグインコマンドからエージェントへのプロンプト送信に対応(2026-06-11)
- OpenAI Codex CLI プレリリースが 0.140.0-alpha.14 まで連続更新(06-11〜06-12)
- Gemini CLI 移行期日(2026-06-18)まで残り 6 日
目次 (7)
結論
本日 2026年6月12日(対象期間 6月11日〜6月12日・日本時間)の最大の注目点は、GitHub Copilot の GitHub Agentic Workflows パブリックプレビュー開始です。2026年2月13日のテクニカルプレビュー以来初めてパブリックプレビューへ昇格し、自然言語で記述した Markdown ファイルを標準 YAML に変換して、課題トリアージ・CI 失敗分析・ドキュメント更新などの推論ベースタスクをコーディングエージェントで実行できます。エージェントは読み取り専用権限で動作し、サンドボックスコンテナ内での実行・変更適用前の脅威検出スキャンが走るセキュリティ多層設計を採用しており、既存のランナーグループやポリシー制約をそのまま流用できます。Copilot CLI は同日 /settings コマンドを追加し、エージェンティックタスク実行時に個人アクセストークン(PAT)が不要となりました。Cline は CLI v3.0.24 でプラグインコマンドからエージェントへのプロンプト送信・API ベース URL オーバーライドなど実用的な機能を追加しています。OpenAI Codex CLI はプレリリースが 0.140.0-alpha.14 まで急ピッチで進行しており、安定版昇格が近いとみられます。Gemini CLI の移行期日(2026年6月18日)は残り 6 日です。Cursor、Aider、Continue、Devin Desktop は前号から変化なしです。
【1】GitHub Copilot — GitHub Agentic Workflows がパブリックプレビューへ
GitHub Agentic Workflows is now in public preview(2026-06-11)
2026年2月13日のテクニカルプレビュー以来初めてパブリックプレビューへ昇格しました。自然言語で記述した Markdown ファイルを標準 YAML に変換し、課題トリアージ・CI 失敗分析・ドキュメント更新などの推論ベースタスクをコーディングエージェントで実行できます。エージェントは読み取り専用権限で動作し、エージェント ファイアウォール内のサンドボックスコンテナで実行されるほか、変更適用前に脅威検出スキャンが走るセキュリティ多層設計を採用しています。既存のランナーグループとポリシー制約をそのまま流用できます(出典: https://github.blog/changelog/2026-06-11-github-agentic-workflows-is-now-in-public-preview/)。
Copilot CLI に /settings コマンド追加・PAT 不要化(2026-06-11)
Copilot CLI に /settings コマンドが追加され、各種設定を一箇所で完結できるようになりました。また、エージェンティックタスク実行時に個人アクセストークン(PAT)が不要となる認証改善も適用されています(出典: https://github.blog/changelog/label/copilot/)。
【2】Cline — CLI v3.0.24 リリース、プラグインからエージェントへのプロンプト送信に対応
CLI v3.0.24(2026-06-11)
- プラグインコマンドからエージェントへのプロンプト送信が可能になりました
- API ベース URL のオーバーライド機能を追加しました
- デバイス認証時に確認 URL を自動で開く機能を実装しました
- Windows 上のコンソールウィンドウのちらつきを抑制しました
VS Code 拡張機能(v3.89.1 / v3.89.2)および CLI v3.0.23 は前号(06-11)収録済みです(出典: https://github.com/cline/cline/releases)。
【3】OpenAI Codex — 0.140.0-alpha.9〜alpha.14 が連続リリース
0.140.0-alpha.9〜alpha.11(2026-06-11)・alpha.13 / alpha.14(2026-06-12)
前号で確認した alpha.8 以降、06-11 中に alpha.9・alpha.10・alpha.11 がさらにリリースされ、06-12 未明に alpha.13 および alpha.14 がリリースされました。安定版 0.140.0 への昇格準備が加速しているとみられます。安定版の最新は引き続き 0.139.0(06-09・前号収録済み)です(出典: https://github.com/openai/codex/releases)。
【4】Gemini CLI — 移行期日まで残り 6 日
2026-06-18 移行期日まで残り 6 日(2026-06-12 時点)
Gemini CLI と Gemini Code Assist IDE 拡張が Google AI Pro / Ultra および個人向け無料ユーザー向けのリクエスト受付を停止する移行期日まで残り 6 日となりました。後継は Antigravity CLI です。組織が Gemini Code Assist Standard / Enterprise ライセンスまたは Google Cloud 経由で利用している場合は影響ありません。なお v0.46.0 / v0.47.0-preview.0(いずれも 06-10・前号収録済み)以降の新規リリースは確認されていません(出典: https://github.com/google-gemini/gemini-cli/releases / https://developers.googleblog.com/an-important-update-transitioning-gemini-cli-to-antigravity-cli/)。
本日の動向まとめ
| ツール | 内容(2026年6月11日〜6月12日) |
|---|---|
| GitHub Copilot | GitHub Agentic Workflows パブリックプレビュー開始・Copilot CLI /settings コマンド追加・PAT 不要化(06-11)(出典: https://github.blog/changelog/label/copilot/) |
| Cline | CLI v3.0.24(06-11)— プラグインからエージェントへのプロンプト送信・API ベース URL オーバーライドほか(出典: https://github.com/cline/cline/releases) |
| OpenAI / Codex CLI | プレリリース 0.140.0-alpha.14 まで連続更新。安定版は 0.139.0 が継続(出典: https://github.com/openai/codex/releases) |
| Gemini CLI | 移行期日 2026-06-18 まで残り 6 日。新規リリースなし(出典: https://github.com/google-gemini/gemini-cli/releases) |
| Cursor | 前号から変化なし(出典: https://cursor.com/changelog) |
| Aider | 前号から変化なし。安定版 v0.86.0 継続(出典: https://github.com/Aider-AI/aider/releases) |
| Continue | 前号から変化なし(出典: https://changelog.continue.dev/) |
| Windsurf / Devin Desktop | 前号から変化なし。最新は v3.1.7(出典: https://docs.devin.ai/desktop/changelog) |
編集部からの展望
本日は GitHub Copilot の GitHub Agentic Workflows パブリックプレビュー開始が最も注目すべき発表でした。2026年2月以来のテクニカルプレビュー期間を経て一般公開に踏み切ったことで、Markdown ベースのエージェントタスク記述が広く利用可能になります。読み取り専用権限・サンドボックス・脅威検出スキャンの多層設計は、エンタープライズ環境での本格採用を見越したセキュリティ設計です。
Cline の CLI v3.0.24 はプラグイン連携の幅を広げる実用的な改善で、API ベース URL のオーバーライドは独自エンドポイントへの接続用途に有用です。次回の注目点は OpenAI Codex CLI 0.140.0 の安定版昇格と、残り 6 日に迫った Gemini CLI 移行期日の対応動向です。