Anthropic 速報|Cline 4.1系とCodex CLI 0.147.0試験版
AI コーディングツールの更新が重なり、どこから確認すべきか迷いますよね。Cline 4.1 系、Codex CLI 0.147.0 の試験版、GitHub Copilot のチーム別モデル管理と IDE 更新についてまとめました。
本日のヘッドライン
- Cline: 拡張機能、SDK、CLI が連続更新。会話復元、MCP 接続、Windows の日本語入力を改善
- Devin Desktop 3.6.27: Windows の証明書処理とリンク経由の書き込みを修正
- Codex CLI: 0.147.0 alpha 系を7月31日に3件公開
- GitHub Copilot: 企業チーム単位のモデル管理を公開プレビュー、Gemini 2.5 Pro と Gemini 3 Flash を廃止
- Visual Studio Code / Visual Studio: 複数セッション、差分確認、コードレビューを改善
目次 (9)
- 結論
- 【1】Cline 4.1 系 — 拡張機能・SDK・CLI を連続更新
- 【2】Devin Desktop 3.6.27 — Windows の証明書処理と書き込み保護を修正
- 【3】Codex CLI 0.147.0 alpha 系 — 7月31日に3件公開
- 【4】GitHub Copilot — 企業チーム単位のモデル管理とモデル廃止
- 【5】GitHub Copilot in Visual Studio Code — 複数セッションとレビュー画面を改善
- 【6】GitHub Copilot in Visual Studio — 新エージェントと選択範囲レビュー
- 【7】Devin の7月31日更新 — 変更確認、セッション整理、接続管理を改善
- その他の巡回結果
結論
2026年8月1日号の中心は、Cline 4.1 系の連続更新です。拡張機能の版表示や MCP の接続先の扱いに加え、SDK の会話分岐・復元、CLI の履歴画面統合、Windows PowerShell の UTF-8 入力まで同じ期間に整いました(出典: Cline 4.1.0、Cline 4.1.1、Cline 4.1.2、Cline SDK 0.0.67、Cline CLI 3.0.48、Cline SDK 0.0.68)。
Codex CLI は安定版の機能追加ではなく、次の系列へ向かう試験版の公開が続いています。安定版を使う担当者はすぐに切り替えず、試験環境で公開頻度と変更点を追う段階です(出典: Codex CLI 0.147.0-alpha.1.1、alpha.3、alpha.4)。
チーム運用では、GitHub Copilot のモデルを企業全体だけでなくチーム単位で管理できる公開プレビューと、既存モデルの廃止が重要です。管理者は利用範囲と代替モデルを確認し、IDE 側ではセッション一覧と差分確認を小さな変更で試すと影響を把握しやすくなります(出典: チーム単位のモデル管理、モデル廃止)。
【1】Cline 4.1 系 — 拡張機能・SDK・CLI を連続更新
Cline 4.1.0 は現行版と SDK 版を一つの配布物にまとめ、段階的な切り替えと同じ画面からの復帰経路を用意しました。4.1.1 では MCP の呼び出し先をサーバー名で扱うようになり、4.1.2 では設定画面に現在の拡張機能 variant が表示されます(出典: Cline 4.1.0、Cline 4.1.1、Cline 4.1.2)。
SDK 0.0.67 では、モデルごとの推論設定、サーバー別の待ち時間、会話の分岐と復元、行番号を文字列で受け取る場合の処理を整えました。CLI 3.0.48 は履歴画面を既存の TUI に統合し、別画面へ移らず過去の会話を探しやすくしています(出典: Cline SDK 0.0.67、Cline CLI 3.0.48)。
8月1日の SDK 0.0.68 では、上流側のエラー表示、モデル表示名、動画入力、Windows PowerShell の UTF-8 入力、ルートディレクトリでの実行不具合を修正しました(出典: Cline SDK 0.0.68)。更新後は、variant の表示、会話の復元、MCP の再接続、日本語を含む入力、ルート直下での起動を順番に確認すると差分を見つけやすくなります。
【2】Devin Desktop 3.6.27 — Windows の証明書処理と書き込み保護を修正
Devin Desktop 3.6.27 は、Windows の証明書ストアからルート証明書と中間証明書を読み込む処理を復旧しました。企業内の証明書検査を経由する環境で、サインインや HTTPS 通信が失敗しにくくなる更新です。また Devin Local の edit、write、apply_patch、notebook_edit はシンボリックリンク経由の書き込みを拒否し、意図しないファイルへの変更を防ぎます(出典: Devin Desktop changelog)。
Windows 利用者は更新後、社内証明書を使う接続と、リンクを含む作業ディレクトリでの編集を別々に試しましょう。接続が戻ったことだけで判断せず、実際に変更対象が想定した場所に限定されるかも確認するのが要点です。
【3】Codex CLI 0.147.0 alpha 系 — 7月31日に3件公開
OpenAI の公式リリース一覧で、Codex CLI 0.147.0-alpha.1.1、0.147.0-alpha.3、0.147.0-alpha.4 が7月31日に公開されました。各ページには機能説明が掲載されていないため、今回は試験版の公開事実と更新頻度を記録します(出典: 0.147.0-alpha.1.1、0.147.0-alpha.3、0.147.0-alpha.4)。
安定版 0.146.0 を利用している場合は、すぐに試験版へ切り替えるより、試験用の環境で版ごとの起動、会話継続、ファイル操作を確認するのが安全です。機能説明が追加された時点で、安定版との差分を改めて判断できます。
【4】GitHub Copilot — 企業チーム単位のモデル管理とモデル廃止
GitHub Enterprise 向けに、企業全体を基準にしつつ特定チームへ追加モデルを割り当てる公開プレビューが始まりました。モデルは全員利用可、全員利用不可、チームへの割り当て候補という3状態で管理でき、企業内のチームごとに利用範囲を分けられます。多くの企業向け利用者への参加口は8月3日から開く予定です(出典: Enterprise teams model policy targeting)。
同日、GitHub Copilot の全利用画面で Gemini 2.5 Pro と Gemini 3 Flash が廃止されました。代替候補として Gemini 3.1 Pro(Preview)と Gemini 3.6 Flash が示されています(出典: Gemini 2.5 Pro and Gemini 3 Flash deprecated)。管理者はチーム別の設定と代替候補の利用可否を確認し、利用者は選択画面から対象モデルが消えたことを確認したいところです。
【5】GitHub Copilot in Visual Studio Code — 複数セッションとレビュー画面を改善
Visual Studio Code 向け7月更新では、Agents 画面のレイアウトを見直し、チャット横でファイルと差分を確認できる共有タブ、追加・削除数の表示、インラインと左右分割の差分切り替えを加えました。セッションのグループ化と並べ替え、サブエージェントの状態確認、プルリクエストの確認項目への対応も用意されています。画像と PDF のチャット入力、利用クレジットの確認、持ち込みモデルにも対応しました(出典: GitHub Copilot in Visual Studio Code July 2026 releases)。
複数の作業を並行する場合は、セッションのグループ化、差分表示、確認項目の順に試すと、作業の切り替えとレビューの見落としを分けて確認できます。
【6】GitHub Copilot in Visual Studio — 新エージェントと選択範囲レビュー
Visual Studio 向け7月更新では、Copilot Chat のエージェント選択に新しい公開プレビューを追加しました。さらに .NET と Azure の組み込み機能、エディターで選んだコード範囲のレビュー、組織全体に適用できるカスタム指示が加わっています。組み込み機能と選択範囲レビューは全プラン、組織全体のカスタム指示は Business と Enterprise 向けと案内されています(出典: GitHub Copilot in Visual Studio July update)。
まずは小さなコード範囲でレビュー結果を確認し、組織共通の指示が意図した範囲で表示されるかを試しましょう。プランによる利用範囲の違いを先に確認すると、利用者ごとの表示差も整理しやすくなります。
【7】Devin の7月31日更新 — 変更確認、セッション整理、接続管理を改善
Devin の7月31日更新では、Changes タブに固定ファイルツリー、ツリー表示とフラット表示の切り替え、全幅差分、言語アイコンを追加しました。セッションのサイドバーではフォルダー内の一括アーカイブ、メニュー整理、アーカイブ状態の表示を改善し、プルリクエストの確認バーでは必要数に対する承認数を見やすくしています。Slack の利用範囲、Devin 側サーバーでの MCP 実行、接続先一覧の分類、旧 Cascade の利用範囲も整理されました(出典: Devin release notes 2026)。
レビュー担当者は差分の表示方法と承認状況を確認し、管理者は Slack、MCP、Cascade の利用範囲を更新後に見直すとよいでしょう。
その他の巡回結果
Cursor は公式 Changelog で対象日の新着を確認できず、最新掲載は7月29日付でした。Aider と Continue も対象日付の公式新着は確認できませんでした(出典: Cursor Changelog、Aider Releases、Continue Releases)。