Rider Codex pluginの使い方|導入・設定手順と注意点

Rider Codex pluginの使い方|導入・設定手順と注意点

Rider Codex pluginを探している人にとって、いま重要なのは「VS Code向け拡張をそのまま入れる」のではなく、JetBrains AI Assistant内のCodex連携を使う点です。JetBrainsの公式案内は2026年7月17日に更新され、導入経路、編集内容の受け渡し、権限の選び方が明確になりました。本記事ではインストールから初回接続、実務で迷いやすい設定と注意点までを順に整理します。

結論powered by Claude

RiderでCodexを使う入口は、OpenAIのVS Code向け拡張ではなく、JetBrainsが提供するAI Assistantです。OpenAIのIDE案内でも、VS Code互換エディタはCodex拡張を使い、JetBrains IDEは独自の連携を使うと区別されています。つまり検索時に見かける「Rider Codex plugin」は、実際にはAI Assistant内でCodexを選ぶ構成であり、別製品の拡張を流用するものではありません

導入後はAI Chatを開き、Codexを選んで初回メッセージを送ります。利用開始方法はChatGPTアカウントでのサインイン、JetBrains AIの契約、OpenAIが直接発行したAPIキーのいずれかです。普段からChatGPTでCodexを使っているなら、まずは同じChatGPTアカウントで接続すると理解しやすく、必要に応じて利用元と請求先を設定画面で確認できます。

実務では、現在開いているファイルと選択中の文字列がCodexへ渡る一方、ほかのファイルは自動では加わらない点を覚えておきましょう。またJetBrainsの公式文書は、現時点のCodex連携が `.aiignore` の指定を反映しないと注意しています。最初は読み取り専用で対象を確認し、必要なファイルだけを `@` で追加しながら、変更前後の差分をRider上で確認する使い方が安全です。

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Rider Codex pluginとは

Rider Codex pluginという名前の独立したOpenAI製品を探すと、配布先が見つからず戸惑いやすいものです。現在の正しい位置づけは、JetBrains RiderにAI Assistantを導入し、そのAI ChatからOpenAI Codexを選んで使う連携機能です。OpenAIの公式IDEガイドは、VS Code、Cursor、WindsurfではCodex拡張を使う一方、JetBrains IDEではJetBrains側の連携を使うと案内しています(出典: Codex IDE extension)。名前は「plugin」と検索されますが、導入するものと会話内で選ぶエージェントを分けて理解するのが第一歩です。

OpenAI拡張とJetBrains連携の違い

VS Code系ではOpenAIのCodex拡張がサイドバーを提供しますが、RiderではJetBrains AI Assistantが画面とIDE情報の受け渡しを担当し、その中でCodexが応答します。見た目や設定場所は異なっても、Codexにコードの説明、修正、レビューを頼める点は共通です。Riderでは「OpenAIの拡張を探す」のではなく、「AI Assistantを入れてCodexを選ぶ」と覚えると、誤った配布物を入れるリスクも避けられます。

RiderからCodexに任せられること

JetBrainsの公式文書では、Codexは機能の設計と実装、不具合の修正、コードに関する質問、レビューなどを支援するコーディングエージェントと説明されています。現在の編集ファイルを踏まえて質問したり、選択範囲だけを書き換えたり、複数ファイルの変更案を確認したりできます。単なる行単位の補完ではなく、会話を通じて調査から編集まで進められる点が、Rider標準のコード補完との大きな違いです。

2026年7月に確認し直す理由

JetBrainsのCodex案内は2026年7月17日に更新され、IDE情報の渡し方、コンテキスト使用量、操作モード、モデル選択、承認、変更の取り消しまで具体的に整理されました(出典: Codex | AI Assistant Documentation)。古い紹介記事ではJetBrains IDEもVS Code向け拡張の対象であるように読める場合がありますが、現在の公式案内は両者を明確に分けています。導入前に最新の経路を押さえる価値があるのはこのためです。

導入前に確認すること

RiderでCodexを使い始める前に、導入対象、利用開始方法、扱うコードの範囲を決めておくと設定が迷走しません。AI AssistantはRiderに最初から有効な状態で入っているわけではなく、自分で導入して利用条件を確認する必要があります。また、ChatGPTアカウント、JetBrains AI、OpenAIのAPIキーでは利用元が異なります。個人の検証か組織の開発かによって選択を変え、まず小さなプロジェクトで表示と権限の感触を確かめるのが堅実です。

AI Assistantが必要

JetBrains Riderの公式文書は、AI Assistantが標準で有効化されておらず、利用者がプラグインを導入し、条件に同意して使い始めるものだと説明しています(出典: AI Assistant in JetBrains IDEs)。Riderの設定画面でAI Assistantを検索し、提供元がJetBrainsであることを確認してください。似た名前の第三者製品では、ここで説明するCodex選択画面やIDE情報の連携が一致しません。

利用開始方法を決める

CodexはChatGPTアカウント、JetBrains AI、OpenAIが直接発行したAPIキーから利用方法を選べます。ChatGPTアカウントを使う場合はOpenAIのサインイン画面で接続し、JetBrains AIを使う場合はJetBrains側の契約が利用元になります。APIキーを使う構成では、JetBrainsの公式文書がOpenAIによる直接発行を条件としており、他社経由のキーは現在サポートしていない点に注意が必要です。

対象プロジェクトを小さく始める

初回から大規模な解決策全体を任せるより、サンプルや小さな機能で現在ファイルの取得、変更提案、差分表示を試すほうが安全です。特に社外へ出せないコードや生成物が混在する場合は、後述する .aiignore の制約を先に確認してください。最初の依頼は「このファイルの役割を説明して、変更はしないでください」のように読み取りだけに限定すると、どの情報が渡っているかを把握しやすくなります。

RiderにCodexを導入する手順

導入は、AI Assistantの追加、AI Chatの表示、Codexの選択、利用元の接続、短い確認依頼という順番で進めます。手順の途中でCodexという名前が見えない場合は、別の拡張を重ねて入れるのではなく、まずRiderとAI Assistantを更新してから画面を開き直してください。公式の利用開始案内も、AI ChatでCodexを選び、最初のメッセージをきっかけに必要な構成を導入する流れです(出典: Activate agents)。

Step 1: AI Assistantを導入する

Riderの設定を開き、PluginsのMarketplaceで「JetBrains AI Assistant」を検索します。提供元がJetBrainsであることを確認して導入し、Riderから再起動を求められた場合は指示に従います。導入後も画面が出ないときは、Installedの一覧でAI Assistantが有効になっているかを確認してください。ここで必要なのはAI Assistantであり、VS Code MarketplaceのOpenAI拡張ではありません。

Step 2: AI Chatを開いてCodexを選ぶ

RiderのツールウィンドウからAI Chatを開き、エージェント選択欄でCodexを選びます。Codexが候補に出ない場合は、AI Assistantの更新、Riderの互換性、組織側の利用制限を順に確認します。選択後はまだ大きな修正を頼まず、「現在のファイル名と役割を説明してください」のような確認用メッセージを送ると、接続とIDE情報の取得を一度に確かめられます。

Step 3: 利用元へ接続する

初回メッセージの送信後、必要な構成の導入と利用方法の選択が表示されます。普段使っているChatGPTアカウントを選ぶ場合はOpenAIの画面でサインインし、Riderへ戻ってCodexが選択された状態を確認します。JetBrains AIまたはAPIキーを使う場合も、画面の案内に沿って設定します。接続後の利用元は、Settings、Tools、AI Assistant、Providers & API keysの順に開くと確認できます。

Step 4: IDEコンテキストを確認する

AI Chatの入力欄には、現在の編集内容を自動で渡す設定状態が表示されます。有効な場合は開いているファイルと選択中の文字列が各メッセージに加わり、無効な場合は自動では加わりません。まず短いコードを選択して「この選択範囲だけを説明してください」と頼み、期待した範囲を読めているか確かめます。別ファイルも必要なら @ を入力し、候補から明示的に追加します。

Step 5: 読み取り専用で試す

最初はRead-onlyを選び、Codexにコードの説明と修正案だけを求めます。結果が対象ファイルと依頼内容に合うことを確認したら、プロジェクト内の編集を許すAgentへ切り替えます。権限を広げる前に、変更ファイルの一覧、提案される操作、Riderに表示される差分を読める状態にしておくことが重要です。最小の権限から始めれば、設定ミスと意図しない変更を切り分けやすくなります。

RiderでCodexを使う基本

導入後の使い勝手を左右するのは、どのコードを渡すか、どこまで変更を許すか、結果をどう確認するかの三点です。Riderとの連携では現在の編集状態を自然に渡せますが、プロジェクト全体が常に自動で共有されるわけではありません。必要な情報を明示し、依頼を小さく区切り、変更後に差分を読むことが基本になります。Codexの能力だけに頼らず、Riderの構造表示や検査結果と組み合わせると判断しやすくなります。

現在ファイルと選択範囲を渡す

IDEコンテキストを有効にすると、現在開いているファイルと選択範囲がメッセージへ加わります。一方、ほかのタブ、直前に編集したファイル、解決策全体の関連コードまでは自動で加わりません。回答に前提不足があるときは、必要なファイルを @ で添付し、「この二つのクラスの受け渡しだけを確認してください」のように関係を説明します。対象を明示すると、無関係な推測や広すぎる変更を減らせます。

操作モードを使い分ける

JetBrainsの案内では、Read-only、Agent、AgentのFull accessという段階が用意されています。Read-onlyは説明や調査向け、Agentは主にプロジェクト内の編集向け、Full accessはより広い操作が必要な場合の選択肢です。通常のコード修正はRead-onlyからAgentへ進めれば足ります。広い権限は便利さだけで選ばず、依頼対象と提案内容を確認できる場合に限って使うのが安全です。

モデルとReasoning levelを選ぶ

AI Chatでは利用するモデルとReasoning levelを選べます。複数ファイルの設計判断や原因が見えにくい不具合では高めの設定が役立つ一方、短い説明や単純な置換では応答時間との釣り合いを考える必要があります。途中でモデルを変えると、使えるコンテキスト量の表示も変わる場合があります。難易度に合わせて選び、同じ依頼を何度も言い換える前に、対象ファイルと合格条件を具体化するほうが効果的です。

差分を確認して取り消す

Codexが変更を提案したら、Riderに表示される変更ファイルと差分を確認します。期待と違う場合は、対象ファイルだけ、または提案された変更全体をRollbackできます。取り消せるからといって確認を省くのではなく、変更理由、公開される入出力、例外時の挙動を順に読みましょう。一度の依頼を小さく保てば、どの変更が問題を生んだか分かりやすく、修正案の出し直しも簡単になります。

利用時に注意したい点

RiderでCodexが動き始めると、エディタ内で完結しているように見えるため、渡される情報と権限の境界を忘れやすくなります。とくに無視対象ファイル、利用元の選択、広い操作モードは導入時に確認が必要です。チームで使う場合は、個人ごとに異なる設定を前提にせず、どの接続方法と操作モードを標準にするかを決めてください。公式文書の制約は更新される可能性があるため、RiderやAI Assistantの更新時にも読み直すと安心です。

.aiignore がCodexには反映されない

2026年7月17日時点のJetBrains公式文書は、Codex連携がAI Assistantの .aiignore に対応しておらず、そこへ記載したファイルもCodexが処理できる可能性があると警告しています。これは「一覧へ書いたから対象外」と思い込めない重要な制約です。扱わせたくない内容があるプロジェクトでは、Codexを使う作業場所から分離し、依頼対象を明示し、広い操作モードを避ける対策が必要です。

利用元によって使える範囲が変わる

ChatGPTアカウントで接続した場合、CodexはAI Chatで使えますが、AI Assistantのほかの機能まで同じ条件で有効になるとは限りません。JetBrains AIやAPIキーを選んだ場合も、利用量や請求先の考え方が変わります。どれを選んだか曖昧なまま使わず、Providers & API keys画面のAgent Authorization欄で現在の利用元を確認してください。設定を変えた後は、新しいチャットで反映を確かめます。

VS Code向け拡張と混同しない

OpenAIのIDEガイドは、VS Code互換エディタのCodex拡張と、JetBrains IDEが提供する独自連携を分けて案内しています。RiderでVS Code Marketplaceの拡張IDを探しても、同じ導入にはなりません。記事や動画を見るときは、画面がVS Codeのサイドバーなのか、RiderのAI Chatなのかを最初に確認しましょう。設定名や利用できる操作が異なるため、Rider向けのJetBrains公式文書を基準に進めるのが確実です。

うまく動かないときの確認方法

問題が起きたときは、プラグイン、Codexの選択、利用元への接続、IDEコンテキスト、操作モードの順で切り分けます。いきなり再導入を繰り返すと、どの設定が原因だったか分からなくなります。まず新しいAI Chatで短い質問を送り、現在ファイルを読めるか、変更を提案できるかを別々に試してください。エラーメッセージが出る場合は文面を残し、Rider、AI Assistant、選択モデルの状態と一緒に確認すると原因へ近づけます。

Codexが選択肢に出ない

AI ChatにCodexが出ない場合は、AI AssistantがJetBrains提供版であること、有効になっていること、利用中のRiderと互換性のある版へ更新されていることを確認します。次にAI Chatを開き直し、組織の設定でAI機能が制限されていないかを見ます。それでも表示されない場合は、別のCodex拡張を追加せず、JetBrainsのCodex文書に記載された利用開始条件と現在の版を照合してください。

期待したファイルを読まない

現在のファイルしか読めていない可能性があります。IDEコンテキストの表示を確認し、必要なファイルを @ で一つずつ追加してください。「関連ファイルを探して」だけではなく、入口となるクラス、呼び出し先、確認したい挙動を伝えると精度が上がります。コンテキスト使用量が大きい場合は、新しいチャットへ必要なファイルだけを移し、目的と合格条件を短く書き直す方法も有効です。

変更できない、または確認が続く

Read-onlyではファイル変更を行えず、操作内容によって確認が求められます。コードを直したい場合は依頼内容を確認したうえでAgentへ切り替え、必要な操作だけを許可します。逆に想定より広い変更が提案される場合はRead-onlyへ戻し、対象ファイルと変更禁止範囲を伝え直してください。権限を最大にすることが解決ではなく、依頼に合う最小の操作モードを選ぶことが安定利用につながります。

Rider Codex pluginのよくある質問

Rider向けCodexでは、独立したOpenAI製プラグインの有無、ChatGPT契約との関係、ほかのJetBrains IDEでも使えるかがよく問われます。答えの基準は、RiderではJetBrains AI Assistantを入口にすること、Codexの利用元を自分で選ぶこと、各IDEの対応状況をJetBrainsの案内で確認することです。名前だけを見ると複数製品が混ざって見えますが、画面を提供する側と応答するエージェントを分ければ整理できます。

OpenAI製のRider専用プラグインはある?

現在の公式案内では、RiderはJetBrains AI Assistant内のCodex連携を使います。OpenAIのIDEページもJetBrains IDEについてJetBrains側の案内へリンクしており、VS Code向けCodex拡張をRiderへ入れる構成ではありません。したがってMarketplaceではJetBrains AI Assistantを確認し、導入後にAI ChatからCodexを選びます。検索語の「Rider Codex plugin」と実際の製品名が異なる点に注意してください。

ChatGPTのアカウントで使える?

使えます。AI ChatでCodexを選び、最初のメッセージを送って必要な構成を導入した後、ChatGPTを選んでOpenAIの画面からサインインします。接続が終わったらRiderへ戻り、新しいチャットで短い依頼を試してください。ただし、この接続だけでAI Assistantのすべての機能が同条件になるとは限りません。Codex以外も使う場合は、JetBrains側の利用条件を別に確認する必要があります。

IntelliJ IDEAやPyCharmでも同じ?

CodexはJetBrains AI Assistantの統合エージェントとして案内されているため、対応するJetBrains IDEでは基本的な考え方が共通します。ただし、プラグインの対応版、メニューの位置、言語固有の検査やプロジェクト表示は製品ごとに異なります。Riderの記事をそのまま当てはめず、利用中のIDEのMarketplace表示とJetBrains公式文書を確認してください。とくに更新直後は製品ごとに提供時期がずれる可能性があります。

まとめ

Rider Codex pluginを使うには、JetBrains AI Assistantを導入し、AI ChatでCodexを選ぶのが現在の公式な経路です。ChatGPTアカウント、JetBrains AI、OpenAIのAPIキーから利用方法を決め、最初はRead-onlyで現在ファイルと選択範囲の受け渡しを確認しましょう。ほかのファイルは @ で明示し、変更後はRiderの差分を読んでから受け入れます。最も重要な注意点は、2026年7月17日時点で .aiignore がCodex連携に反映されないことです。VS Code向け拡張との違いを押さえ、対象と権限を小さく保って始めれば、Riderからコードの調査、修正、レビューを落ち着いて任せられます。

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