Codex 速報|Copilot 新課金体系と Codex CLI 0.136 安定版

Codex 速報|Copilot 新課金体系と Codex CLI 0.136 安定版

AI コーディングエージェントの料金、追えていますか? 本日は商用2強が同じ日に課金・プランを大きく動かし、待望の安定版も到達しました。2026年6月2日の最新動向をまとめました。

本日のヘッドライン

  • 【最重要】GitHub Copilot — 全プランが「AI Credits」消費型へ完全移行、上位プラン Copilot Max を新設
  • 【重要】OpenAI Codex CLI rust-v0.136.0 安定版到達 — /archive でセッション保管、リンククリック化、CODEX_API_KEY 登録
  • 【重要】Codex on Amazon Bedrock が一般提供(GA)— GovCloud 対応、AWS 請求統合

目次 (7)

結論

本日2026年6月2日(対象期間 6月1日〜6月2日・日本時間)は、商用2強がそろって課金・プランを大きく動かした「料金の転換点」となりました。GitHub Copilot は全プランを「GitHub AI Credits」の消費ベース課金へ完全移行し上位プラン Copilot Max を新設、Cursor も Teams に Premium 席を新設して使用量を2プールに分離しました。業界全体が「定額」から「使用量・クレジット課金」へ同時にシフトした1日です。

技術面では、前日まで試験版だった OpenAI Codex CLI の安定版 rust-v0.136.0 が到達しました。セッションのアーカイブ操作(/archive)、ターミナル上のリンククリック化、承認済みホスト向けの CODEX_API_KEY 登録などが正式版として確定し、本番採用の判断が可能になっています。

あわせて、OpenAI の各モデルと Codex が Amazon Bedrock で一般提供(GA)を開始しました。推論が Bedrock 内で完結し既存の AWS セキュリティ体系に乗るため、コンプライアンス要件の厳しい企業の本番導入の障壁が下がります。同日到達の CLI 0.136.0 と噛み合い、AWS 上での実装が一段現実的になりました。


【1】GitHub Copilot 課金・プラン全面改定 — AI Credits 消費型へ完全移行、Copilot Max 新設

GitHub は2026年6月1日付で Copilot の課金体系を全面的に組み替えました(出典: https://github.blog/changelog/2026-06-01-updates-to-github-copilot-billing-and-plans/)。柱は、(1) すべてのプランが「GitHub AI Credits」の消費ベース課金へ完全移行し、各プランに月次の同梱枠が付き超過分は月末に追加課金、(2) パワーユーザー向け上位プラン「Copilot Max」の新設、(3) コードレビュー機能が AI クレジットに加えて CI(継続的インテグレーション)実行時間も消費するようになった点、(4) ユーザー単位の予算管理が組織・エンタープライズで一般提供、です。あわせて Student / Pro / Pro+ / Max の新規登録停止が継続中(再開は「数週間内」とのみ告知)。定額前提だったコスト感がクレジット消費型に統一されたため、全利用者が月次同梱枠と超過課金を踏まえた利用計画の再点検を迫られます。レビュー自動化を多用するチームは CI 枠の消費増も予算に織り込む必要があります。


【2】OpenAI Codex CLI rust-v0.136.0 安定版到達 — /archive・リンククリック化・CODEX_API_KEY 登録

前日まで未公開(404)だった Codex CLI の安定版 rust-v0.136.0 が、6月1日17:49 UTC(日本時間6月2日未明)に到達しました(出典: https://github.com/openai/codex/releases/tag/rust-v0.136.0)。試験版 alpha.1 / alpha.2 を統合した内容で、(1) セッションのアーカイブを TUI の /archive と CLI の codex archive / codex unarchive から操作可能に、(2) ターミナル上のマークダウン内 Web リンクを OSC 8 でクリック可能化し、窮屈な表を読みやすい key/value 形式に整理、(3) リモート実行で承認済みホスト向けに CODEX_API_KEY の登録に対応、(4) Windows 管理者向けに試験的な昇格サンドボックス構築パスを追加、です。修正面ではログイン認証を期限切れ5分前に自動更新、/diff のコマンド安全強化、中断後のサンドボックス後始末の安定化も入りました。試験版を追ってきた読者が待っていた安定版で、本番採用の判断が可能になります。長時間セッション運用組は /archive で完了タスクを畳んで作業面を整理できます(リリース一覧: https://github.com/openai/codex/releases)。


【3】Codex on Amazon Bedrock 一般提供(GA)— Bedrock 推論・GovCloud 対応・AWS 請求統合

OpenAI の各モデルと Codex が Amazon Bedrock で一般提供(GA)を開始しました(GovCloud リージョンを含む。出典: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-bedrock-openai-models-codex-generally-available/ / https://developers.openai.com/codex/changelog)。4月28日の限定プレビューからの昇格で、Codex は App / CLI / IDE 統合(VS Code・JetBrains・Xcode)経由で利用でき、推論はすべて Bedrock 経由で処理されます。価格は OpenAI 正規料金と同等で AWS のコミットメント枠にカウントされ、IAM・VPC 分離・暗号化など既存の AWS セキュリティ体系がそのまま適用されます。AWS 上でコンプライアンス要件が厳しい企業にとって、推論が Bedrock 内で完結し既存の権限・ネットワーク分離に乗るため本番利用の障壁が下がります。同日到達の CLI 0.136.0 の鍵登録対応と噛み合い、AWS 上の本番導入が一段現実的になりました。


【4】Cursor Teams 価格改定と Copilot CLI v1.0.57 安定版

Cursor は Teams プランを改定し、Standard 席($32/席・月の年間)に加えて Premium 席($96/席・月の年間=同梱枠5倍を3倍のコストで)を新設しました(出典: https://cursor.com/blog/teams-pricing-june-2026)。使用量を「Composer / Auto 専用」と「サードパーティ API」の2プールに分離し、ドル閾値ベースのアラートを Slack・メールで配信できます。新規顧客は即日、更新顧客は2026年7月1日以降の請求サイクルから移行です。Copilot の新課金と並び、業界が「定額」から「使用量・クレジット課金」へ同時シフトした1日となりました。あわせて GitHub Copilot CLI も試験版系列(-0〜-5)を統合した安定版 v1.0.57 に昇格しています(出典: https://github.com/github/copilot-cli/releases/tag/v1.0.57)。シェルコマンド取消時にプロセスツリー全体を終了して残留プロセスを防ぐ、既定通信の HTTP/1.1 化など約30項目を統合し、組織配布の導入タイミングが来ました。


本日の動向まとめ

ツール 内容(2026年6月1日〜6月2日)
GitHub Copilot 課金・プラン全面改定。AI Credits 消費型へ完全移行・Copilot Max 新設・コードレビューが CI 実行時間も消費。新規登録停止は継続(出典: https://github.blog/changelog/2026-06-01-updates-to-github-copilot-billing-and-plans/)
OpenAI Codex CLI 安定版 rust-v0.136.0 到達。/archive・OSC 8 リンク・CODEX_API_KEY 登録・Windows 昇格サンドボックス(試験)(出典: https://github.com/openai/codex/releases/tag/rust-v0.136.0)
Codex on Amazon Bedrock 一般提供(GA)開始。GovCloud 対応・AWS 請求統合・既存セキュリティ体系を適用(出典: https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-bedrock-openai-models-codex-generally-available/)
Cursor Teams 価格改定。Premium 席($96/席・月)新設・使用量2プール分離・ドル閾値通知。更新顧客は7/1から(出典: https://cursor.com/blog/teams-pricing-june-2026)
GitHub Copilot CLI 安定版 v1.0.57 昇格。取消時のプロセスツリー全終了・HTTP/1.1 既定化ほか約30項目(出典: https://github.com/github/copilot-cli/releases/tag/v1.0.57)

編集部からの展望

本日は商用2強がそろって課金・プランを大きく動かし、業界全体が「定額」から「使用量・クレジット課金」へ同時にシフトする節目となりました。読者の関心は機能の優劣からコスト設計へと移る局面です。Copilot の AI Credits 移行と Copilot Max、Cursor Teams の Premium 席は、いずれも「自分の使い方でどのプランが割安か」の再試算を迫ります。

技術面では Codex CLI 0.136.0 の安定版到達と Amazon Bedrock GA が同日にそろい、AWS 上での本番導入が一段現実的になりました。/archive によるセッション整理や承認済みホスト向けの鍵登録は、長時間運用・リモート実行のチームに直接効きます。

次回の注目点は、Copilot 新規登録の再開時期、Codex CLI 0.137 系列、Cursor 3.7、そして6月18日に迫る Gemini CLI 無償ティア終了に向けた Antigravity CLI 移行の続報です。続報は次回の速報でお届けします。

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