Codex 速報|Copilot Fable 5 停止と Codex CLI alpha.17
GitHub Copilot は 2026年6月12日、コードレビュー機能に組織レベルのランナーコントロール・コンテンツ除外・カスタム命令の文字数制限撤廃の 3 点を追加しました。また 2026年6月9日に一般提供を開始した Claude Fable 5 への Copilot アクセスが同月12日より一時停止され、Opus 4.8 / Sonnet 4.6 / Haiku 4.5 は引き続き利用可能です。OpenAI Codex CLI はプレリリースが alpha.15〜alpha.17 へ進行し、alpha.15 ではセキュリティ強化・Windows sandbox 改善・フィーチャーゲートによる画像生成機能が追加されました。Gemini CLI の移行期日まで残り 5 日です。
本日のヘッドライン
- GitHub Copilot: コードレビューに組織コントロール・コンテンツ除外・カスタム命令上限廃止を追加(2026-06-12)
- GitHub Copilot: Claude Fable 5 への全環境アクセスを 06-12 より一時停止(他の Claude モデルは継続)
- OpenAI Codex CLI: alpha.15 でセキュリティ強化・Windows sandbox 改善・フィーチャーゲート画像生成追加(06-12)、alpha.16〜17 も連続リリース
- Gemini CLI 移行期日(2026-06-18)まで残り 5 日
目次 (6)
結論
本日 2026年6月13日(対象期間 6月12日〜6月13日・日本時間)の最大の注目点は 2 件あります。
GitHub Copilot での Claude Fable 5 一時停止です。2026年6月9日に Copilot Pro+ / Max / Business / Enterprise ユーザーへ一般提供開始された Claude Fable 5 ですが、2026年6月12日をもって全 Copilot 環境でのアクセスが一時停止されました。GA 開始からわずか 3 日という異例の早さです。他の Claude モデル(Opus 4.8 / Sonnet 4.6 / Haiku 4.5)は引き続き利用可能です。
GitHub Copilot のコードレビュー設定強化も重要なアップデートです。組織管理者が全リポジトリのデフォルトランナーを一元管理できるようになり、特定ファイル・ディレクトリをレビュー対象から除外できるコンテンツ除外サポートが追加されました。カスタム命令の文字数制限(従来 4,000 文字)も撤廃されました。
OpenAI Codex CLI は alpha.15 でセキュリティ強化(短命サーバートークンの採用・トークン自動リフレッシュ)・Windows sandbox 改善・フィーチャーゲートによる画像生成拡張・TUI 改善が加わり、さらに alpha.16〜alpha.17 へと連続更新が続いています。安定版は引き続き 0.139.0(06-09)です。Gemini CLI の移行期日まで残り 5 日となりました。Cursor、Aider、Continue、Cline、Devin Desktop は前号から変化なしです。
【1】GitHub Copilot — コードレビュー設定強化・Fable 5 一時停止
Copilot code review: New configurations and controls(2026-06-12)
コードレビュー機能に以下 3 点の設定強化が加わりました。
- 組織レベルのランナーコントロール: 組織管理者が「Copilot → Runner type → Runner type configuration」からデフォルトランナーを全リポジトリへ自動適用し、個別リポジトリ設定を組織デフォルトで上書きできるようになりました
- コンテンツ除外サポート: リポジトリ・組織・エンタープライズレベルの Copilot コンテンツ除外設定がコードレビューでも尊重されるようになり、特定ファイルやディレクトリをレビュー対象から除外できます
- カスタム命令の文字数制限廃止: 従来の 4,000 文字上限が撤廃され、
.githubディレクトリの命令ファイルによる柔軟なカスタマイズが可能になりました
(出典: https://github.blog/changelog/2026-06-12-copilot-code-review-new-configurations-and-controls/)
Claude Fable 5 is generally available for GitHub Copilot(2026-06-09) → 06-12 にアクセス停止
Anthropic の Claude Fable 5 は 2026年6月9日に GitHub Copilot で一般提供を開始しました。Copilot Pro+ / Max / Business / Enterprise ユーザーが VS Code のモデルピッカーからチャット・Ask・Edit・エージェントの全モードで選択できるようになっていました。自律的なコーディングタスクにおいて従来 Opus ティアモデルより少ないトークン消費で同等作業を完了するとされており、プロンプト・出力が最大 30 日間保持される設計となっていました。
その後、2026年6月12日をもって全 GitHub Copilot 環境での Claude Fable 5 へのアクセスが一時停止されました。他の Claude モデル(Opus 4.8 / Sonnet 4.6 / Haiku 4.5)は引き続き利用可能です(出典: https://github.blog/changelog/2026-06-09-claude-fable-5-is-generally-available-for-github-copilot/)。
【2】OpenAI Codex — alpha.15〜alpha.17 が連続リリース、セキュリティ・画像生成機能追加
0.140.0-alpha.15(2026-06-12)
前号で確認した alpha.14(06-12 03:42)に続き、06-12 中に alpha.15 がリリースされました。主な変更内容は以下のとおりです。
- セキュリティ/認証強化: リモート実行セットアップで
CODEX_API_KEY登録が承認済みホストに対してのみ有効化されました。リモートコントロール WebSocket が短命サーバートークンを採用し、ChatGPT 認証が有効期限前に自動リフレッシュするようになりました - Windows sandbox 改善: 管理者向けに
codex sandbox setup --elevatedアルファプロビジョニングパスを追加しました - スタンドアロン画像生成: フィーチャーゲートにより、ネイティブ画像アーティファクト補完パイプライン経由の画像生成拡張が利用可能になりました
- TUI 改善: Markdown 内のウェブリンクに OSC 8 メタデータを付与してクリック可能な状態を維持し、幅の狭いテーブルを key/value レコード形式に自動変換するようになりました
- インフラ: 組み込み V8 ツールチェーンを rusty_v8 149.2.0 に更新しました
0.140.0-alpha.16(2026-06-12 19:03)・alpha.17(2026-06-13 01:20)
06-12 夕方〜06-13 未明にさらに 2 版がリリースされました。安定版の最新は引き続き 0.139.0(06-09)です(出典: https://github.com/openai/codex/releases)。
【3】Gemini CLI — 移行期日まで残り 5 日
2026-06-18 移行期日まで残り 5 日(2026-06-13 時点)
Gemini CLI と Gemini Code Assist IDE 拡張が Google AI Pro / Ultra および個人向け無料ユーザー向けのリクエスト受付を停止する移行期日まで残り 5 日となりました。後継は Antigravity CLI です。組織が Gemini Code Assist Standard / Enterprise ライセンスまたは Google Cloud 経由で利用している場合は影響ありません。なお v0.47.0-preview.0(06-10・前号収録済み)以降の新規リリースは確認されていません(出典: https://github.com/google-gemini/gemini-cli/releases / https://developers.googleblog.com/an-important-update-transitioning-gemini-cli-to-antigravity-cli/)。
本日の動向まとめ
| ツール | 内容(2026年6月12日〜6月13日) |
|---|---|
| GitHub Copilot | コードレビュー設定強化(組織コントロール・コンテンツ除外・カスタム命令上限廃止)(06-12)。Claude Fable 5 への全環境アクセス一時停止(06-12)(出典: https://github.blog/changelog/label/copilot/) |
| OpenAI / Codex CLI | プレリリース alpha.15〜alpha.17 まで連続更新。alpha.15 でセキュリティ強化・Windows sandbox 改善・フィーチャーゲート画像生成追加。安定版は 0.139.0 が継続(出典: https://github.com/openai/codex/releases) |
| Gemini CLI | 移行期日 2026-06-18 まで残り 5 日。新規リリースなし(出典: https://github.com/google-gemini/gemini-cli/releases) |
| Cursor | 前号から変化なし(出典: https://cursor.com/changelog) |
| Aider | 前号から変化なし。安定版 v0.86.0 継続(出典: https://github.com/Aider-AI/aider/releases) |
| Continue | 前号から変化なし(出典: https://changelog.continue.dev/) |
| Cline | 前号から変化なし。最新は CLI v3.0.24 / v3.89.2(出典: https://github.com/cline/cline/releases) |
| Windsurf / Devin Desktop | 前号から変化なし。最新は v3.1.7(出典: https://docs.devin.ai/desktop/changelog) |
編集部からの展望
本日は GitHub Copilot での Claude Fable 5 一時停止と、コードレビュー設定強化の 2 件が注目点でした。Fable 5 の一時停止は GA 開始から 3 日という異例の早さで、影響を受けるユーザーは他の Claude モデル(Opus 4.8 / Sonnet 4.6 / Haiku 4.5)への切り替えで対応できます。
コードレビュー設定強化は、エンタープライズ環境での Copilot 導入を加速する実用的な改善です。特にカスタム命令の文字数制限撤廃により、複雑なコーディング規約や禁止パターンを詳細に記述できるようになります。
OpenAI Codex CLI は alpha.17 まで連続更新が続いており、安定版 0.140.0 への昇格が近づいているとみられます。次回の注目点は Gemini CLI 移行期日(2026年6月18日・残り 5 日)の対応動向と、Codex CLI 安定版の昇格タイミングです。