Codex 速報|Copilot ストリーミング対応・Gemini 廃止予告
本日(2026年7月3日)の主な動きは GitHub Copilot の 07-02 更新 5 件です。エージェントセッションの進行データをリアルタイム受信できるストリーミングが public preview となり、コストセンターの AI クレジットプール対応、CI/CD 環境での Copilot CLI 認証簡素化、利用状況メトリクスの精度改善に加え、Gemini 2.5 Pro / Gemini 3 Flash の廃止予告が出ました。前号未収録の 07-01 分として Kimi K2.7 Code の GA など 5 件も補足収録します。あわせて Cline v4.0.6 がリリースされ、OpenAI Codex は次期 v0.143.0-alpha.35 へ進行(安定版は v0.142.5 を維持)。Cursor / Aider / Continue / Windsurf(現 Devin Desktop)は前号以降の新規リリースは確認されていません。
本日のヘッドライン
- 【最重要】GitHub Copilot: エージェントセッションのストリーミングが public preview(07-02)。進行中のセッションデータをリアルタイムに受信可能に(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-02-copilot-agent-session-streaming-is-now-in-public-preview)
- GitHub Copilot: Gemini 2.5 Pro / Gemini 3 Flash の廃止を予告(07-02)。利用中のユーザーは後継モデルへの移行が必要に(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-02-upcoming-deprecation-of-gemini-2-5-pro-and-gemini-3-flash)
- GitHub Copilot: コストセンターが AI クレジットプールに対応(07-02)、CI/CD 環境での Copilot CLI 認証から personal access token が不要化(07-02)、利用状況メトリクスレポートの精度改善(07-02)(出典: https://github.blog/changelog/label/copilot/)
- GitHub Copilot: 前号未収録の 07-01 分として Kimi K2.7 Code GA・enterprise managed-settings.json GA など 5 件を補足(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-01-kimi-k2-7-is-now-available-in-github-copilot)
- Cline: v4.0.6 リリース(07-02 18:12 UTC)。モデル能力警告を汎用化(出典: https://github.com/cline/cline/releases)
- OpenAI Codex: 次期 v0.143.0-alpha.35(07-03 02:33 UTC)へ進行。安定版は v0.142.5 を維持(出典: https://github.com/openai/codex/releases)
- Cursor / Aider / Continue / Windsurf(Devin Desktop): 前号から変化なし
目次 (10)
- 結論
- 【1】GitHub Copilot — エージェントセッションのストリーミングが public preview
- 【2】GitHub Copilot — Gemini 2.5 Pro / Gemini 3 Flash の廃止を予告
- 【3】GitHub Copilot — コスト統制と CI/CD 認証の改善 3 件
- 【4】GitHub Copilot — 前号未収録の 07-01 分 5 件(Kimi K2.7 Code GA ほか)
- 【5】Cline — v4.0.6 リリース、モデル能力警告を汎用化
- 【6】OpenAI Codex CLI — 次期 v0.143.0-alpha.35 へ進行、安定版は v0.142.5 を維持
- 【7】Cursor / Aider / Continue / Windsurf — 新規リリースなし
- 本日の動向まとめ
- 編集部からの展望
結論
2026年7月3日の最大のトピックは GitHub Copilot の 07-02 更新 5 件です。エージェントセッションで進行中のデータをリアルタイムに受け取れるストリーミングが public preview となり、エージェントの実行過程を逐次把握できるようになりました。外部ツールからのセッション監視・連携の幅が広がります(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-02-copilot-agent-session-streaming-is-now-in-public-preview)。
管理面ではコストセンター単位の AI クレジットプール割り当てに対応し(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-02-cost-centers-now-support-included-usage-caps)、GitHub がホストする CI/CD 環境からの Copilot CLI 利用で personal access token の手動設定が不要になりました(出典: https://github.blog/changelog/label/copilot/)。一方で Gemini 2.5 Pro / Gemini 3 Flash の廃止予告が出ており、該当モデル利用者は後継モデルへの移行計画が必要です(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-02-upcoming-deprecation-of-gemini-2-5-pro-and-gemini-3-flash)。
このほか Cline v4.0.6(モデル能力警告の汎用化)がリリースされ、OpenAI Codex は次期 0.143 系列の pre-release が v0.143.0-alpha.35(07-03 02:33 UTC)へ進行しています(出典: https://github.com/cline/cline/releases / https://github.com/openai/codex/releases)。
【1】GitHub Copilot — エージェントセッションのストリーミングが public preview
07-02 付けで、Copilot のエージェントセッションにおいて、進行中のセッションデータをリアルタイムに受け取れるストリーミングが public preview となりました(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-02-copilot-agent-session-streaming-is-now-in-public-preview)。
エージェントの実行過程を逐次把握できるようになり、外部ツールからのセッション監視・連携の幅が広がります。エージェントに長時間タスクを任せる運用では、完了を待たずに途中経過を確認できることが実務上のポイントです。
【2】GitHub Copilot — Gemini 2.5 Pro / Gemini 3 Flash の廃止を予告
同じく 07-02 付けで、Copilot で選択可能なモデルのうち Gemini 2.5 Pro と Gemini 3 Flash が今後廃止されることが告知されました(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-02-upcoming-deprecation-of-gemini-2-5-pro-and-gemini-3-flash)。
該当モデルを利用中のユーザーは後継モデルへの移行が必要になります。チームでモデルを固定運用している場合は、影響範囲の確認と移行先の検討を早めに進めておくのが安全です。
【3】GitHub Copilot — コスト統制と CI/CD 認証の改善 3 件
07-02 には管理・運用面の更新も 3 件公開されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コストセンターの AI クレジットプール対応 | 組織・エンタープライズのコストセンター単位で AI クレジットのプールを割り当て・管理可能に(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-02-cost-centers-now-support-included-usage-caps) |
| CI/CD 環境での Copilot CLI 認証簡素化 | GitHub がホストする CI/CD 環境からの利用時、personal access token の手動設定が不要に(出典: https://github.blog/changelog/label/copilot/) |
| 利用状況メトリクスレポート改善 | エンタープライズ・組織向けレポートのデータ精度とカバレッジが向上(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-02-improved-accuracy-and-coverage-in-copilot-usage-metrics-reports) |
前号までに収録したユーザー単位 AI クレジット予算(06-30)、Enterprise の自動モデル選択デフォルト化(07-01)に続く、コスト統制強化の一連の流れにあたります。
【4】GitHub Copilot — 前号未収録の 07-01 分 5 件(Kimi K2.7 Code GA ほか)
07-01 には前号収録の Copilot Vision GA・Browser tools GA・Enterprise 自動モデル選択デフォルト化のほかに、次の 5 件が公開されていました。
- Kimi K2.7 Code が GA — Moonshot AI のコーディング特化モデルが Copilot のモデル選択肢に正式追加(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-01-kimi-k2-7-is-now-available-in-github-copilot)
- enterprise managed-settings.json が GA — 管理側で開発環境へ設定を一括配布する仕組みが安定版に(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-01-enterprise-managed-settings-json-is-generally-available)
- Copilot CLI / SDK でセッション単位の AI クレジット上限設定が可能に(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-01-set-ai-credit-session-limits-in-copilot-cli-and-sdk)
- Copilot CLI の自動モデル選択がタスク内容に応じたルーティングに対応(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-01-copilot-cli-auto-model-selection-routes-based-on-task)
- Copilot CLI に C++ language server 設定用スキルを追加(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-01-new-c-language-server-config-skill-for-copilot-cli)
モデル選択肢の拡充(Kimi K2.7 Code)と、クレジット上限・設定一括配布などの管理機能強化が同時に進んでいます。
【5】Cline — v4.0.6 リリース、モデル能力警告を汎用化
Cline v4.0.6 が 07-02 18:12 UTC にリリースされました。モデルの能力(対応機能)に関する警告表示を汎用化し、より広い条件で適用されるようにする変更です。前号収録の v4.0.5(06-30、複数プロバイダーでの Claude Sonnet 5 対応追加)に続く、機能拡張後の調整リリースにあたります(出典: https://github.com/cline/cline/releases)。
【6】OpenAI Codex CLI — 次期 v0.143.0-alpha.35 へ進行、安定版は v0.142.5 を維持
次期 0.143 系列の pre-release が 07-02 21:42 UTC に v0.143.0-alpha.34、07-03 02:33 UTC に v0.143.0-alpha.35 へ進みました。前号収録の alpha.33(07-02 01:58 UTC)から 2 段階進行です。公開リリースノート上に個別の変更点記載はなく、0.142.2 以降で検証が続く MCP ツール検索強化・macOS/Windows システムプロキシ対応などの開発が継続しているとみられます(出典: https://github.com/openai/codex/releases)。
安定版は v0.142.5(07-01 01:15 UTC、Responses WebSocket リクエストのペイロード全体がトレースログへ書き込まれるのを防止)が引き続き最新で、公式 changelog 側にも新規エントリはありません(出典: https://developers.openai.com/codex/changelog)。
【7】Cursor / Aider / Continue / Windsurf — 新規リリースなし
Cursor は前号収録の Team Marketplaces 拡張(06-30、Team MCP サーバー配布と組織グループ対応)以降の新規 changelog エントリは確認できませんでした(出典: https://cursor.com/changelog)。
Aider は最新安定版 v0.86.2 を維持。公開リリースページの表示が一部古いスナップショットを返す状況が続いています(出典: https://github.com/Aider-AI/aider/releases)。
Continue は Cursor への買収完了後の移行期が続いており、公開 changelog 上の最新掲載は 2026-01-09(v1.5.34)のまま変更ありません(出典: https://changelog.continue.dev/)。
Windsurf(現 Devin Desktop) は前号収録の v3.3.18(06-23)以降の新規リリースは確認できませんでした。旧 Cascade エージェントの廃止予定日 07-01 から 2 日経過しましたが、公開 changelog 上に廃止完了を明示するエントリは引き続き確認できていません。3.x 系列では Devin Local が主要エージェントとして扱われており、既存ユーザーへの移行推奨が継続しています(出典: https://docs.devin.ai/desktop/changelog / https://devin.ai/blog/windsurf-is-now-devin-desktop/)。
本日の動向まとめ
| ツール | 内容(2026年7月3日) |
|---|---|
| GitHub Copilot | エージェントセッションのストリーミングが public preview(07-02)(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-02-copilot-agent-session-streaming-is-now-in-public-preview) |
| GitHub Copilot | Gemini 2.5 Pro / Gemini 3 Flash の廃止予告(07-02)(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-02-upcoming-deprecation-of-gemini-2-5-pro-and-gemini-3-flash) |
| GitHub Copilot | コストセンター AI クレジットプール対応・CI/CD 認証簡素化・メトリクス改善(07-02)(出典: https://github.blog/changelog/label/copilot/) |
| GitHub Copilot | 07-01 補足: Kimi K2.7 Code GA・managed-settings.json GA など 5 件(出典: https://github.blog/changelog/2026-07-01-kimi-k2-7-is-now-available-in-github-copilot) |
| Cline | v4.0.6 リリース(07-02)。モデル能力警告を汎用化(出典: https://github.com/cline/cline/releases) |
| OpenAI / Codex | 次期 v0.143.0-alpha.35(07-03 02:33 UTC)へ進行。安定版は v0.142.5 を維持(出典: https://github.com/openai/codex/releases) |
| Cursor / Aider / Continue / Windsurf(Devin Desktop) | 前号から変化なし |
編集部からの展望
今号の焦点は GitHub Copilot のエージェントセッション・ストリーミングの public preview です。エージェントの実行過程をリアルタイムに外部から受け取れるようになったことで、セッションの監視ダッシュボードや他ツールとの連携といった「エージェントを運用する側」の作り込みがしやすくなります。前日の Browser tools GA が「エージェントが動作を確かめる」方向の拡張だったのに対し、今回は「人がエージェントを見守る」方向の拡張であり、エージェント運用の両面が整いつつあります。
一方で Gemini 2.5 Pro / Gemini 3 Flash の廃止予告は、モデルを固定して運用しているチームには実務影響があります。Copilot は自動モデル選択の既定化(07-01)やタスク内容に応じたルーティング(07-01)を進めており、「特定モデルを指名する」から「選択を Copilot に委ねる」方向への転換が明確です。廃止対象モデルの利用者は、後継モデルの検証と移行時期の計画を早めに始めておくのが安全です。
OpenAI Codex は alpha 系列の進行が 1 日 2 段階と速く、MCP ツール検索強化やシステムプロキシ対応を含む 0.143 安定版の到来が近づいています。Cline は v4.0.5 の機能拡張直後に警告表示の調整版を出しており、複数プロバイダー対応の安定化を優先している様子がうかがえます。